おはようございます。
ていらのです。
私、本を読むのが好きではあるのですが、
最近は以前ほど読まなくなってしまいました。
アウトプットにつながらないのも、
本を読まないことから来るインプット不足なのでしょう。
ただ、書店に足を運ぶのは大好きで、
一時期、新宿で働いていた頃は、
毎日紀伊國屋書店に通ってました。
別に意識高く「作家になるため…!」とかではなく、
主にマンガの新刊チェックです(笑)
で、最近ただなんとなく入った書店で見かけた、
「東大教授がおしえる やばい日本史」
をペラペラっとめくって面白そうだったから衝動買い。
私、学生時代は日本史って苦手だったんですが、
この本は面白い。
日本史を語るうえで搭乗する人物を、
「すごい」と「やばい」に分けて
面白おかしく解説しています。
私がこの本を読んで、
「楽しい」と感じた直後に思ったのは「悔しい」でした。
「こんな本が俺の学生時代にもあれば…!」といった感情です。
「やばい日本史」は、参考書ではないので、
読んだところで直接テストの点数には直結しないでしょう。
でも、面白おかしく解説された歴史的登場人物には親しみがわくので、
人物経由で歴史の流れがざっくりと頭に入ってくるんですね。
そうなったらしめたもので、暗記もしやすくなるんじゃないでしょうか。
日本の学校教育において、「日本史」は科目の一つです。
「お勉強」として歴史的人物や年号を学ぶので、
なかなか頭に入ってこない人も多いのではないでしょうか。
私もそうでした。
ですが、こういった親しみやすい書物から入っていけば、
苦痛な作業になりがちな「お勉強」も、幾分マシになるんじゃないでしょうか?
歴史を学ぶときに「マンガから入れ」というのはよく耳にします。
確か、「ドラゴン桜」でも言ってませんでしたっけ?
このブログの読者に中高生はいないかもしれませんが、
万が一この記事を読んでいたら、
苦手な科目は親しみを持てそうなところから入っていくことをおすすめします。
◆
また日本史以上に多くの学生が苦労しているのは、
おそらく「英語」ではないでしょうか?
私も、よくわかりませんでした(笑)
工業高校だったので、3年になると工業的な実習が増えて、
英語と数学の科目が消滅することもあって、
その辺の知識はさっぱりでした。
その後、派遣で仕事を転々としているときに、
たまたま外資系の企業に就業していたことがありました。
外資でも社内に外国人がいないオフィスもあるでしょうが、
私が就業していた会社は、同じオフィス内に外国人が何人か就業しており、
日常的に「英語で会話している状況」を目にしていました。
そのとき気がついたのですが、「英語」って言葉なんですね。
「なに当たり前のこと言ってんの? バカなの?」
と思うかもしれませんが、確かに私はバカでした。
英語は「言葉」だと頭ではわかっていても、
私にとっては学生時代にやった「科目の一つ」でしかなかったんですね。
その職場で、英語でのコミュニケーションが当たり前の状況に見を置き、
私は初めて「言葉」だとわかった。
前述の日本史のように「英語」に親しみを覚えた瞬間でした。
「英語を喋れるようになりたいなら、英語が母国語の恋人を作れ」
なんて言葉を聞いたことがありますが、
私はこれはその通りだと思います。
好きな相手に自分の意思を伝える術が英語しかないのなら、
なんとかして英語で思いを伝えようするじゃないですか?
(相手がこっちの言葉を勉強してくれるかもしれませんがw)
事実、その外資系企業で一緒に仕事をしていた、
絵に書いたような、英語ペラペラのキャリアウーマンの上司は、
「アメリカ人と付き合って英語を学んだ」と言ってました(笑)
日本人だと女性は比較的外国人の恋人を作りやすいそうですが、
男性は難しいだろう、とも言ってました。
◆
もし、この記事を目にした人で、
「勉強しようと思ってることがあるけど、なかなか…」
と思っているなら、
親しみが持てるルートで対象に接してみるのはいかがでしょうか?