おはようございます。
ていらのです。
本日、初めて文学フリマに足を運んでみましたよ。
文学フリマとは何ぞや?
文学フリマの運営さんに一切配慮せず言い切ってしまえば、
「文芸カテゴリ限定のコミケ」
のようなイベントでした。
要は「絵」ではなく「文章」がメインの同人誌即売会ですね。
文学フリマとは?
文学フリマとは、全国で開催されている文学作品の展示即売会です。
文学フリマの「場」には一般商業流通には乗らない作品がたくさん集まります。
自費出版の書籍、ホチキスで綴じたコピー誌、手製本の書籍、CDや電子書籍、Tシャツ、豆本、その他……。
本屋さんでも通販でも出会えない、さまざまな形の〈文学〉が一堂に会し、販売・配布されます。
内容も、小説・物語・詩・俳句・短歌・ノンフィクション・エッセイほか、評論・研究書など多岐にわたり、対象年齢やジャンルも実にさまざまです。
既存のジャンルや定義・価値観にとらわれない、自由な発想・斬新な視点から生まれた作品も多く出品されます。
文学フリマは、新たな才能の発掘の場ともなっているほか、プロの作家やライター、編集者が限定版の作品を出品することもあります。※古本市ではありません。
※公式サイトより引用
ただし、文学フリマにおける「文学」は以下のように定義されています。
「自分が〈文学〉と信じるもの」が文学フリマでの〈文学〉の定義です。
ですので、小説などの作品が多いですが、マンガはもちろん、
絵、グッズ、写真等を販売している人もいましたよ。
コミケとの違いは?
失礼を承知で申し上げると、参加者(特に出店者)の年齢層の高さでしょうか。
また、コミケが開催中のビックサイトは基本的にどこにいても不快なことが多いですが、文学フリマが催される東京流通センター(靴屋じゃないよ)は、比較的まったりしていて、好きなように会場内を歩き回ってぶらぶらできました。
私が行ったのは16時近くで、既に完売している出店者もちらほら。
もしかしたら開場直後はもっとごった返してかもしれませんが、
「最後尾こちらでーす!」みたいな感じは一切ありませんでした。
「何か1個だけ買って帰ろう」と思っていたのですが、
一通り見てから買おうと思っていた出店者のところに戻ったら、
イベント終了時間間近だったため、既に撤収してました(笑)
なので本イベントでの戦果はありません。
どんな作品が目についた?
これは本を売る側として勉強になったのですが、
やはり個人で作っている小説だと、表紙が簡素だったりすることがほとんどです。
ホチキスどめのコピー誌なんて特に。
そんな中で、やはり目にとまるのはデザインが奇抜なものだったり、
そもそもちゃんとラノベ風に装丁を作ってあるものとかにどうしても目が行きました。
あとは売り子の人が可愛いとか、すごい服装してるとか(笑)
ぱっと見で訴えかけるインパクトはああいう場では本当に大事だな、と。
全部のブースをさーっと見て、気になったのは以下の通り。
・外国の自販機の写真集
・空き地、廃墟の写真集
・プロ野球観戦記
・今年のプロ野球ドラフト候補に関する考察
・UFOに関する考察
・お茶漬けに関する考察
・コロッケに関する考察
・人気アニメに関する考察
廃墟の写真なんかは気になっちゃいましたね。
アニメの考察は自分が視聴済みのアニメのものがあれば買いたかったが、無かった!
だいたい価格は数百円~数千円程度。
ちょっと気になったら即買いするくらいでよかったかな。
あと、見本誌コーナーがあって、ブースの出店者の目の前じゃなくても、
ゆっくり見本を読むことができます(笑)
まとめ
なぜ私が文学フリマに行ったかというと、
「いつか自分も出店してえ」
と思っていたからです。
そのためには作品が必要ですね?
ががが頑張りますよぉ!
頑張るって言ってんすよぉ!
(小声)
ちなみに、ピースの又吉氏の作品が『文學界』等で掲載されるようになったのは、
彼がプライベートで訪れていた2011年の文学フリマで、編集者の浅井茉莉子氏と出会ったからだそうですよ。
企業ブース的な感じなのかわかりませんが、小説家になろうのブースもあったりしたので、常に発信し続けている作家さんは、プロアマ問わず、そういった僥倖があるかもしれませんね。
それと、文学フリマ事務局代表の望月倫彦氏は、文学フリマに参加するメリットとして、
「〆切ができる」
とおっしゃってました(笑)
いや、まさしくその通り。
次回東京開催は5月!
文学フリマ公式サイト