おはようございます。
底辺ラノベ作家、略して「ていらの」です。
本の紹介なのですが、正直に言うとまだ読み終わってません。
ただ、1/3くらい読んだだけでも「響くなあ」と思うところが多かったので。
私のプロ野球好き度合いはかなり中途半端です。
何度か球場に足を運んだこともありますが、片手で足りるくらいです。最近は中継もめっきり減ってしまいましたが、CSや日本シリーズの優勝が決まる試合は少しだけ見る程度でしょうか。
小学校高学年のときの方が一生懸命見ていた気がします。別に巨人ファンではないのですが、中継が巨人戦しかないのでとりあえず見てました。ただ、松井のホームランカードはもらってた気がします。
このように、球団を応援していなくても好きな選手はいて、落合もその1人です。
現役時代はなんであんな打ち方でホームランになるのかが理解できなかったし、監督時代は2007年日本シリーズのパーフェクトリレーでしびれました。
野球やそれ以外のことについてもオレ流と呼ばれる発言や考え方で、常人離れしていて、我々とは次元の違うところで生きている人なのかと思われがちですが、著書を読んで決してそんなことがないことがわかります。
この本は野球に限らずビジネスでも活かせるような内容になっていますが、とは言え具体例は野球の話が多めです。
なので万人向けではないのかもしれませんが、落合の残した成績は、決して天性や才能によるものではなく、誰もが思いつくシンプルな原理をただ愚直に積み上げていった、本書の言葉を借りるなら、野球という仕事に取り憑かれた結果だったということがよくわかります。
やはり落合は苦手だという人には響かないと思いますが、落合好きの人にはぜひ読んでいただきたい。そんな一冊です。気になった見出しを拾い読みするだけでも、かなり得るものがあるのではないでしょうか。