ていらのです。
半沢直樹っていうとてもおもしろいドラマがありましてね(笑)
先に言いたいことだけ書いておくと、TVerで半沢直樹の新シリーズ(今やってるやつね)が9月27日(日) 20:59まで無料で見られるので見ておきましょう。
最終回の直前までですね。
「2013年にやってたやつを見てないから、話がわかんねーよ」って人は、Paraviで見ましょう。2週間以内に退会すれば無料です。
私も登録して2日で全部視聴して、さっさと退会しました。退会すると即見られなくなるのでそこは注意しましょう。
以下、個人的な話です。
ネタバレも含みます。
私、ほぼ全くと言っていいほど日本のテレビ放送しているドラマを見ません。
知人に進められたりすると海外ドラマは見たりしますが。
(「ザ・ボーイズ」とか「ブレイキング・バッド」とか。最後まで見てませんが)
理由は、多くの役者さんがする芝居の仕方が、あんまり好みではないからです。
別に「○○は芝居が下手」とかではなく、好みの問題です。「嫌なら見るな」の精神ですね。
池井戸潤作品は『下町ロケット』と『ルーズヴェルト・ゲーム』を読んでいるのですが、ドラマは見てません。
どちらも1話をちょろっとだけ見て、上記の理由で「うーん……」となってもう見ない、という感じですね。
『半沢直樹』は原作となる以下の作品を全く読んでません。
『オレたちバブル入行組』
『オレたち花のバブル組』
(ここまで、2013年シリーズ)
『ロスジェネの逆襲』
『銀翼のイカロス』
(ここまで、今やってるシリーズ)
私がドラマを見ない理由として、「原作とのイメージと違う」というのもあります。
やはり、先に原作を読んでしまうと、文章を頼りに頭の中で想像するわけですから、読者の数だけイメージが存在するわけです。
イメージが違うだけならいいのですが、日本のドラマや映画では、性別が違ったり、原作と全く違うキャラになっていたりすることが多々あります。
『チーム・バチスタの栄光』の映画版で、原作だと主人公が男なのに、映画だと竹内結子で「は……?」となりました。いや、竹内結子は素敵な女優さんだと思いますがね。
ここまで読んでいただければ、私が非常に面倒くさい視聴者だということがおわかりいただけたと思うのですが、そんな私が『半沢直樹』に2日で10話分を見るくらいハマったのは、おそらく原作を読んでいないからでしょう。
ドラマを見終わってから近所の古本屋に言ったら原作が両方とも安く売っていたので買ってパラパラとめくってみましたが、原作の半沢は「倍返しだ!」なんてあんな決め台詞のように言ってませんしね。
原作との相違についてきになる人はウィキペディアを見るとわかりやすくまとめられています。
ただ、原作との相違は、映像化にあたって「こうした方がもっとよくなるのではないか」という制作側の意図だったりするので、参考になります。ましてや本作ほど国民に支持されている作品なら、ドラマオリジナルの要素は上手く行っているということですから。
なので「倍返しだ!」のように、原作にはないものの、象徴的なフレーズをわかりやすく看板にしているのを見ると、「上手いことやるなあ」と感心せずにはいられません。
ちなみに、私は新シリーズを見始めたのは8話からなので、期間限定とはいえ見逃し配信は本当にありがたい限りです。