リモートワークで放置されがち、ていらのです。
こまめに報告はしているんですがね、もしかして追い出し部屋的な仕事なのかもしれません。
さて、今期のアニメの途中経過的なやつです。
ネタバレと個人の感想であることに要注意です。
さて、いくつかの作品で中盤まで見進めていくなかで、作品内での登場人物の掘り下げについて「おっ!」と思った作品と「うーん……」と思った作品がありましたので。
その差について考えてもうまく言語化できなかったし、結局は好みじゃね?というところに落ち着いたので記事に残しておこうかと。
小林さんちのメイドラゴンS
10話まで視聴。
どこを掘っても金が出てくる金山とか、捨てる部位がないマグロのようなもので、どのキャラがメインのエピソードでもまずハズレがないのは京アニの力か。
個人的にはカンナちゃん絡みのエピソードが多くて今期は楽しいです。
余談だが、カンナちゃんは他の同級生に比べて明らかにマニア向けの体型をしてるのは絶対にわざとですよね?
RE-MAIN
6話まで視聴。
意外と見られる水球アニメ……と思ってたんですが、6話で元書道部のひ弱な彼のエピソードで止まってしまいました。掘り下げ方が合わなかったパターンですね。
5話の腹黒メガネの話は「こいつ最低やな……」で逆に見ていられたんですが、6話でもそこまでいい話というわけでもなく、どちらかというと胸糞寄りでしたしね。
胸糞エピソードでも丁寧にに描かれていればもう少し違ったんでしょうけど、なんか取って付けたようなエピソードに感じてしまったんですよね。
月が導く異世界道中
2話まで視聴。
2話を見ながら、「あー、この流れが続くなら転スラ見るからいいかな……」と思っていたのですが、見終わる頃には続きが気になってました。
まだ全然掘り下げって感じではないですが、続きが気になっている時点で僕には合っているのかと。
ジャヒー様はくじけない!
5話まで視聴。
そこまでキャラが掘り下げられてるわけでもないけど、ノリが軽いので気軽に見ていられる。「まちカドまぞく」みたいに、一見ノリが軽く見えて、実はキャラの背景もかなりしっかり作ってある……って感じでもなさそうだけど、ジャヒー様が「丁度いい」これにつきる。
元魔界No.2のくせに、なんか普通にバイトしてるし、それでいて邪神ちゃんほどクソ野郎でもないので、ご飯食べながら安心して見ていられる。
うらみちお兄さん
3話まで視聴。
本作もキャラの掘り下げは関係なく、中の人の掛け合いだけで楽しめてしまう。やっぱりよく出演している声優さんは、間のとり方が最高よね。
とは言え全くキャラが掘り下げられないわけでもなく、時折見え隠れする先輩後輩関係や、黒い部分の発言の裏に潜むキャラの闇なんかが楽しくて、こちらも安心して見られるアニメ。
ヴァニタスの手記
3話まで視聴。
本作はキャラの過去が物語の進行に深く関わっているようで、進んでいくごとに設定が明らかになっていく。
どのキャラも色濃く、掘り下げればまるっと大きなエピソードになりそう。
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X
6話まで視聴。
二期になってカタリナ絡みの色恋沙汰多めだけど、やっぱり破滅フラグを回避しようと四苦八苦してるしてる方が楽しかった。
破滅フラグを回避するつもりが、結果として何もかもうまく収まってる!?みたいな流れが好きだったので、今期はその成分少なめで優先度が下がっております。
ラブライブ!スーパースター!!
7話まで視聴。
正直、ストーリーは全く楽しめていないけど、曲がいいので見てます。
なんだろう、虹ヶ咲のときはキャラが可愛いと思えたのに、本作はそこまでテンションが上がりません。好みの問題か。
好きなキャラを一人上げろと言われれば……よし子――すみれちゃんか、千砂都ちゃんか……。
メンバー加入の際にはキャラの過去が掘り下げられる場合がほとんどなのですが、あまりストライクゾーンに入ってきませんでした。すみれちゃんの過去なんて、モロにブロッコブロッコ……。
過去作のオマージュをふんだんに取り入れているのはわからんでもないのですが……。
ファーストガンダム好きな人がSEED見て「わかるんだけど、なんか違う」と思うようなものでしょうか。
ゾンビランドサガくらい各キャラが振り切って、もう少し生き生きしてくるといいんですけど。
ただ、本当に曲は好き。『常夏☆サンシャイン』も買います。
かげきしょうじょ!!
8話まで視聴。
この記事を書きたくなったきっかけ。
キャラの掘り下げ方が一番好きです。みんな比較的重めな背景を背負っているので、がっぷり四つで見ないといけませんが、キャラが掘り下げられるとき、その魅力はもちろん、世界観の魅力も溢れ出てくるわけですよ。
「そう!これよ、これ!」と言いたくなるような。
それと、ED曲。その回でメインだったキャラがメインボーカルなのかーと油断していたら、曲のタイトルや歌詞まで違うと知ってびっくりしました。もちろんED絵も違う。
余談ですが5話の小野寺先生にはオネエ言葉なのに泣かされました。飛田展男恐るべし。
迷宮ブラックカンパニー
10話まで視聴。
この記事を書きたくなったきっかけ、その2。
10話のリムちゃんのお話があんまり楽しめなくて、「うーん……」と考え込んでしまった。
毎回キンジが巻き起こすドタバタが好きで見ていたので、比較的出番が少ない10話で止まってしまった……というところか。まあここまで来たら最後まで見ますけども。
まとめ
ここでタイトルが出てこなかった作品は、残念ながら完全に視聴が止まってしまった作品です。
次点で「優等生」の続きを見ようかなと思うんですが、「作画がな……」と思ってしまい途中で放置していた「転スラ(一期)」や「銀河英雄伝説(昔の)」を見たりしてしまうのです。
それはさておき、僕は主人公に魅力を感じていた作品ほど、サブキャラの掘り下げ回になった瞬間に冷めてしまう……といった傾向があるようです。もちろん作品にもよるでしょうが。
原作マンガですけど、ワンピースはルフィが出てこないエピソードでも全然平気でしたが、ナルトはナルトが出てこないお話が続いて、結局最終巻が出るまで放置しました。
脚本術の本とかを読むと「説明ではなくエピソードで語れ云々」みたいなのは嫌というほど目にしますが、わかっていても言うほど簡単なものではないのでしょうね。