ていらのです。その3です。
新海誠監督の最新作が公開されてますね。もう見ましたか?私は行動範囲内の映画館で上映していて席の予約ができれば明日にでも見に行こうと思っています。
例によって、自分勝手なルールで以下のようなアニメ以外の感想を垂れ流していきます。
- 明らかに女性向け
- 5分アニメ(気まぐれで見たりもする)
- 明らかに子供向け
- 一期を見ていない二期以降
- 配信で視聴できない
※基本的に文句が多めです。あなたの大好きな作品をボロクソに言っている可能性もありますので、ご注意ください。
うちの師匠はしっぽがない
一話のみ視聴。原作はgood!アフタヌーン。
人間化かせないタヌキの少女が、同じく人に化けた女流落語家に弟子入りして「芸で化かす」ことを目指して頑張る大正落語話。
絵もキレイで世界観もよくできているけど、落語がメインなのか、成長譚がメインなのか、少なくとも一話時点ではアンバランスで、エンタメとしてはそこまで楽しめなかった。
一話でやっていた演目は実在する古典落語のようだが、正直見ていて退屈で、テンポを損なっていると感じた。
とは言え、その演目を見て主人公が感動する、という流れなので、端折ってしまうと成立しないわけで、難しいところか。
ガチな落語アニメなら昭和元禄落語心中という作品が既に存在するので、本作はもっと親しみやすさを全面に押し出した構成にすれば、また違った感想になったかもしれない。
本作は映像化における情報の出し入れの難易度が非常に高かっただけで、間違いなく原作は高い完成度なのだろうと予想。
ヒューマンバグ大学 -不死学部不幸学科-
一話のみ視聴。原作?はYouTubeチャンネル。
原作がYouTubeの漫画動画ということらしく、あんまり動かない。もちろん動けばいいというものではないんだけど、かつてのFlash動画のような雰囲気のわりに、24分尺なので、お話が凝っていても、主人公?が杉田でもちょっとダレてくる。
そう考えると、見ていて全く退屈しない鷹の爪団てすごくよくできた作品なのだなあ、と。
この作品て、原作?のYouTubeチャンネルの方を視聴している人が見て、改めて楽しめるものなのだろうか?アニメがそんなに動いてないのでYouTubeで原作見ればよくね?と思ってしまうのは私だけだろうか?
ブルーロック
一話のみ視聴。原作は週刊少年マガジン。
サッカー日本代表をW杯を優勝に導くような、ゴリゴリのエゴイストストライカーを育成すべく、監獄のような弱肉強食の施設でのお話。
やっていることはサッカーなんだけど、どことなくデスゲームモノを連想させるような試練が待ち受けていて、主人公も成長する気満々なので、見ていて爽快。
作画もキレイでアニメ一話も十分楽しめたけど、もっとサクサクストーリーを楽しみたいと思ったので、原作一巻を購入しました。
勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う
一話のみ視聴。原作はなろう。
内容も展開も、ほぼタイトル通り。主人公は特に転生、転移したわけではなく、その世界出身。
昨今の異世界モノに限らず、エンタメ作品を分析していけば多かれ少なかれどこかで見たような展開だったりする。
そのテンプレ部分に変化を加えたり、勢いだけで誤魔化したり、「様式美だろ?」といっそ開き直ったりするのが作り手の腕の見せどころだと思うのだが、本作はそれがあまりうまく行っておらず、テンプレがテンプレとしてしか機能しておらず、少なくとも一話時点では悪い意味でタイトル通りの内容。
メタな視点で見れば最強種族で美少女(しかも猫耳)を使役できる主人公TEEEという設定はありだと思うけど、取ってつけたような内容でいいから、なんで猫耳の種族が最強種なのかの説明があればよかったなあ、と。
その点でいうと、転生したら剣でしたは情報の出し入れが他作に比べたら自然な方なので、個人的には急にステータス画面が出てきてもなんか納得できた。
特に異世界モノはこのうまく言語化できない、ふわっとしたなんか納得できる状態をどれだけ多くの人に届けられるかどうかがキモな気がする。
本作で、それは私に届かなかった。
恋愛フロップス
一話のみ視聴。オリジナルアニメ。
通学途中に五人の女の子とラッキースケベしたら、その女の子は全員同じクラスでした!……で?
と、思ってしまったくらい、作品の特徴というか、どこへ向かっていくのか謎な作品でした。
ヒロインが仙台弁のような言葉を話す宇宙人だったり、五つ子だったり、マフィアの娘だったりするわけでもないようでした。
で、記事を書くにあたって調べてみたら、どうやら二話以降でヒロイン五人とひとつ屋根の下で生活する羽目になるんだそうな。
いや、それ一話でやらないとダメなやつでしょ!一話でたどり着かなくても、冒頭で五人と同居することになって「えーっ!?」みたいなカットを申し訳程度に入れておくだけでも違ったでしょうに。
ただ、残念なのは、複数のヒロインと同居という設定も、かなり使い古されたもので、続きを見る推進力としては到底燃料不足であるということ。
一話で描かれたラッキースケベ展開もわかってテンプレをやってるんです。敢えてね。と言っても過言ではないくらいベタベタの展開。
惜しむらくは、キャラがそこそこかわいくて、キャストも豪華ということ。
オリジナルアニメなだけに、どういう経緯をたどってどう着地するのかは少し気になる。
不徳のギルド
最新話まで視聴。原作は月刊少年ガンガン。
スケベファンタジーエロコメディー。毎度、いやそうはならんやろな展開からヒロインがモンスターに辱めを受ける作品。
お色気描写も取ってつけたようなものではなく、女の子もかわいい。男子の血液の流れを変えるには十分だろう。
エロを売りにした作品に上品も下品もないのだろうけど、異種族レビュアーズのように、下品の更に外道を極めたお話ではなく、ちゃんと世界観の中でコメディーしながらファンタジーしつつスケベな展開になっていく。
基本的にはモンスターに襲われる女の子と「なんでそうなるんだ……」と、頭を抱える主人公という構図がほとんど。
モンスターが女の子を襲うのも「マナの接種」という取ってつけたような理由がある。
また、ファンタジー世界なものの、普通に電化製品があったり日本語を使っていたりしている部分は、細かい部分は潔く割り切ってスケベに全振りするという覚悟の現れではないかとさえ感じられる。
完全に助平目的で原作も買います!
どうでもいいこと
春アニメ、夏アニメと最後まで視聴するアニメの数がだんだん減ってきていて、自分が変わって(老いて)しまったのかもしれないと嘆いていましたが、何度も申し上げている通り、秋アニメは見るアニメが多くて嬉しい限りです。
ここまで再放送をしている異世界おじさんはこのまま最後まで放送されるんですかね?だとしたら、見るアニメがもう一本増えてホクホクですね。
そういえばジョジョ6部の続きが始まりましたけど、私の作画気になる病が発症してしまい、「まあ、ジョジョは気になったら原作読めばいいか……」となってしまいました。ジョジョは個人的には原作を読んでる方が楽しいです。
4部のアニメは見ていませんが、5部は最初から最後まで見ていたりするので、いつかスティール・ボール・ランがアニメするなら、また見始めるかもしれません。