ていらのです。
案の定、4月になってしまいました。
ちょっとずつ視聴は続けていますが、ちょっとリストアップした作品を全部は見られなさそうです。
ただ、そのクールの最後のほうまで視聴を放置していた作品が最後まで見てしまうほど楽しめた例は少ないので、おざなりに視聴し、いつも以上におざなりに記していきたいと思います。
※基本的に文句が多めです。あなたの大好きな作品をボロクソに言っている可能性もありますので、ご注意ください。
犬になったら好きな人に拾われた。
1話のみ視聴。原作は月マガ基地。
カフカの『変身』のように、朝起きたら犬になっていた主人公が、ヒロイン郡に(犬として)ちやほやされるエロコメ。
犬視点のローアングルが特徴で「VR風ラブコメ」らしいが、それ以上でもそれ以下でもない。
特に死んで犬として転生したわけでもなく、お色気シーンがあるだけのアニメで、1話7分でも飛ばしながら見る程度には退屈だった。
お色気シーンも特殊な性癖を刺激するような要素はない。(あえて挙げるなら、ローアングル?)
原作を楽しんだ方がよさそうだが、悲しいかなアニメ1話を見た限りでは原作を買おうとはならなかった。
お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件
1話のみ視聴。原作はなろう。
なろう発だけど転生もしないラブコメ。学園のアイドルが隣の部屋(主人公もヒロインも一人暮らし)に住んでて、ひょんなことから通い妻みたいな関係になるお話。GA文庫から出ている1巻既読。
ラッキースケベがあるような少年誌のラブコメではなく、付かず離れずの何とも言えない関係が続いていく展開で、直接的なイチャイチャを期待する人には物足りなく感じるかもしれず、好みは分かれそう。
ゆったりと落ち着いた作品なので、アニメは退屈だった。個人的には原作かコミックで楽しむのがちょうどよさそう。
久保さんは僕を許さない
1話のみ視聴。原作は週刊ヤングジャンプ。
日常生活に支障をきたすほど存在感がない主人公に、アイドル的存在のヒロインがちょっかいをかけてくるお話。
「許さない」と言ってもヒロインが主人公に対して個人的な私怨があるわけでなく、
存在が希薄な主人公を認識し、ちょっかいをかけてくる
↓
(モブであることを)許さない
なので、そこまで深刻な設定があるわけでもない。
ただ、1話を見た限りでは主人公を気にかける特別な理由があるわけでもなさそうなので、良く言えば気負わず見られるし、悪く言えば薄っぺらい。
長瀞さんがいじめてくるアニメだとちょっとキツい人は、このくらいがマイルドで良いのかもしれない。
私はどちらも苦手です。
『阿波連さん』ほどギャグがぶっ飛んでいるわけでもなく、笑えもしなかったので、続きは見ないかと。
氷属性男子とクールな同僚女子
1話のみ視聴。原作はガンガンpixiv。
雪女の末裔で物理的にクールな男子と、雰囲気がクールな女子の社会人ラブコメ。
男子と女子、両方ともテンションは控えめ+社会人なので、落ち着いた雰囲気の変化球ラブコメが見たい人向けか。
比較対象として適切でないかもしれないが、僕は『野崎くん』みたいな、キャラがぶっ飛んでて笑える方が好きなので、本作はちょっと合わなかった。
Call Star -ボクは本当にダメな星?-
1話のみ視聴。原作は???。
人が気絶したときに出る星?が主人公という特殊な設定。
一見、幼児向け?とも思ったが、内容はそうでもない。
じゃあ面白いかと言われると、そうでもない。
主人公のCVが杉田氏だったのでかろうじて1話を最後まで見られたが、(おそらく)中華アニメなのでギャグのセンスもちょっとわからなかった。
最強陰陽師の異世界転生記
1話のみ視聴。原作はなろう。
今期の異世界アニメは本当に粒ぞろいで、本作も一話だけで十分楽しめた。「転生した世界における魔力素質は無いものの、陰陽師としては無敵」という、「その世界のものさしでは主人公の強さは測れない系」なので「劣等生」を連想した。
一話しか見ていないものの、それは他のアニメの続きを見るのを優先しただけなので、4月アニメがアマプラに出揃うまでに視聴していく予定。
最後の召喚師 -The Last Summoner-
1話のみ視聴。原産は中国?
主人公が召喚師のお話……っていうか、これくらいしか一話ではわかりませんでした。
一話で強力な仲間(ヒロイン?)を意図せず召喚する展開はFateっぽいなと思ったが、そこからがしょーもない学園ギャグ展開メインで一話が終わるので、正直よくわからなかった。すくなくとも楽しめてはいない。
OP映像を見る限り、多くの敵や仲間が出てくるようではあるが、その内容こそ、ぎゅっと凝縮して一話でやってほしかったな、と。
また、全体的に古臭い。もしかしたら尻上がりに面白くなっていくタイプかもしれないが、開始点があまりにも低すぎる。
The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War
1話のみ視聴。原作はファルコムのゲーム。
おそらく原作未プレイでは楽しめないだろうなと思いつつも視聴したが、やっぱり楽しめませんでした。
ファルコムのゲームは『イース』などタイトルこそ知っているものの、プレイしたことがありません。
アニメ化されている本シリーズも『閃の軌跡』の2と3の間の話らしいので、そりゃ見てもわからんよな、と。
アニメ作品としても、作画のレベルはかなり低く1話でこれだとその後も期待できそうもない。すいませんが、スキップしながら見ました。
ファン向けか……とも思ったが、アマプラのレビューで原作ファンから怒りのコメントがあり、そうでもないようだ。
シュガーアップル・フェアリーテイル
1話のみ視聴。原作は角川ビーンズ文庫。
人間が妖精を使役する世界のお話。原作のレーベルからもわかる通り、女性向けの作品で、10年以上続いて昨年完結した大作。恥ずかしながら全く存じ上げませんでした。
元気な女の子主人公と、オラオラ俺様クールな妖精戦士とのお話。
主人公は菓子職人?的な職業で、王都に旅立つ道中の用心棒として戦士の妖精を雇うんだが、この世界の妖精は手のひらサイズの妖精もいれば、人間サイズの妖精もいるようだ。
この辺の世界観の伝達と一話の情報量もばっちりで、作画も良い。
ただ、女性向けなので完全に守備範囲外。女性にオススメしたい。
スパイ教室
1話のみ視聴。原作はファンタジア文庫。
第32回ファンタジア大賞の大賞受賞作。
スパイが暗躍する世界で、超有能なスパイの主人公がスパイ学校から落ちこぼれた女の子たちに授業するお話。
『SPY×FAMILY』のような、一昔前の西洋な感じの舞台設定だが、一話時点では細かい設定よりもキャラを重視しているように感じた。
出てくる女の子たちの中の人は豪華キャスト陣で、大賞受賞作アニメ化ということで力を入れているのだろうか。
作画もキレイでキャラデザも好きだが、どちらかというと女の子よりも主人公に大活躍して欲しいと思ってしまったので、一話はちょっと物足りなかった。
”スパイ”という言葉から連想するほど張り詰めた作品ではなく、ネット上の感想では「おっぱい教室」「ちょっと賢くなったミルキィホームズ」などと揶揄されているようで、今後の展開もなんとなく想像できてしまった。
こういった場合、スピード感と勢いがあれば見てて全然楽しめたりするんだけど、一話はわりと”じっくりしっかり”といった感じだったので、それも難しいか。
似たような雰囲気の作品だと『プリンセス・プリンシパル』があるし、諜報活動する女の子モノなら『リコリス・リコイル』が記憶に新しいので、それらを超えないまでも肩を並べるくらいの人気にならないと多作に埋もれてしまうのも仕方なしか。
ツルネ ―つながりの一射―
1話のみ視聴。原作はKAエスマ文庫。
第7回京都アニメーション大賞小説部門審査員特別賞を受賞作。
この「雑な感想」シリーズでは、「一期を見てない作品の二期は見ない」ことにしていたのですが、本作は二期と知らずに見てました。
一話を見てて「既に全国大会出場決まってるし、珍しいタイミングから始まるんだな」と思ってたら、二期でした、という……。
二期と気づかせないくらいしっかりとした世界観で魅せるのは、さすが京アニと言ったところか。
とりあえず、一期に戻って見てる時間はなさそうなので、ひとまず置いておくことにします。
ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん
1話のみ視聴。原作はなろう。
乙女ゲーに転生……するのではなく、現実世界のプレーヤーの声に、ゲーム内のキャラが反応するようになったので、主人公とヒロイン?二人がゲーム内で死者を出さないようプレイしていくお話。
いわゆる「悪役令嬢モノ」の変化球で、ゲーム内に転生しているわけではないので、現実世界とゲーム内のやりとりに面白みを感じられるかどうかで評価が分かれそう。
特に作画が劣るとかではないものの、作品全体のポテンシャルとしては他の転生・異世界作品に比べると少し弱いと感じた。
アニメよりコミックで、自分のペースで楽しみたい作品。
もういっぽん!
1話のみ視聴。原作はマンガクロス。
平凡な実力の女の子が柔道をするお話。少年誌でよくあるように、「その種目は未経験でも実は光る才能を持っていた!」みたいな展開は、一話見る限りはなさそう。
作画もキレイでキャラも可愛いく、お話も面白い。続けて視聴している作品を見終わったら、次は本作を楽しむ予定。
ただ、単行本が22巻も出ているので、そっちを読んだ方が長く楽しめそうではある。
視聴進捗など
【最終(最新)話まで視聴完了】
■異世界のんびり農家
■吸血鬼すぐ死ぬ2
■とんでもスキルで異世界放浪メシ
■大雪海のカイナ
■虚構推理 Season2
【途中で止まった】
■英雄王、武を極めるため転生す(7話)
■お兄ちゃんはおしまい!(2話)
■TRIGUN STAMPEDE(2話)
『大雪海のカイナ』は中盤までは良かったけど、尻すぼみにどんどん退屈になっていって、11話はかなり駆け足な内容になっていて残念。次話で最終回なのかはわからないが、ソードマスターヤマトみたいにならずに、風呂敷をたためるのだろうか。
『虚構推理 Season2』は、なんか最初から最後まで作画が気になったけど、話が面白いのでなんとか最後まで見られた。あと、琴子ちゃんがどんな下ネタを言うのか毎回楽しみだったのもある(笑)
『英雄王、武を極めるため転生す』は、途中から徐々に退屈になってきて、作画も気になりはじめて視聴が止まった……という感じです。
『お兄ちゃんはおしまい!』は作画はもちろんOPもEDもぬるぬる動いて素晴らしいのですが、設定がぶっ飛んでるわりに物語の進行はわりとまったりで、特に続きも気にならず視聴が止まりました。視聴作品が少なければ「何も考えずに見られる枠」として見続けてたと思う。
2023冬アニメはこんな感じです。今後、最後まで視聴するようなアニメはあるのでしょうか?
幸い、春アニメは次の日曜(4/9)からスタートが多く、アマプラで見られるようになるのは更に先でしょうから、残りの未視聴冬アニメの一話を消化する程度の時間はありそうです。
春アニメのタイトルをざっと見た感じ、楽しみだなと思ったのは『この素晴らしい世界に爆焔を!』でしょうか。
正直、このテの予想は全くアテになりませんし、むしろノーマークだったダークホースと出会えるかとワクワクするのが3ヶ月ごとの楽しみでもあるので、春アニメも楽しみにしつつ、残りのアニメを消化してきたいと思いまする。