ていらのは売れたい

底辺ラノベ作家の雑記ブログです

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喋りを仕事をする人にとって「外郎売」を覚えることは有益か?

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おはようございます。

底辺ラノベ作家、略して「ていらの」です。

 

昨日の記事で「外郎売」について触れたので、ちょっとそのことについて深堀りしてみたいと想います。

teiranox.hatenablog.com

昨日の記事はこちら。

 

ちなみに、めちゃくちゃニッチな話題ですので、お暇ならどうぞって感じで。

Wikipediaから引用しておくと、「外郎売」とは歌舞伎の十八番の一つです。

今日では「外郎売」と言えばその劇中に出てくる外郎売の長科白を指すことが多い。日本では俳優や声優などの養成所、或いはアナウンサーの研修等で暗唱、発声練習や滑舌の練習に使われている。漢字の読みやアクセントは何種類かある。これは出典をどこから引用したかによる違いである。(例:一粒=「いちりゅう」「ひとつぶ」「健やかに成って・健やかに成りて」舌=「した」「ぜつ」 唇=「しん」「くちびる」など)

演じると8分程度かかる。下記の口上の例に出て来る神奈川県小田原市では、外郎売を取り入れた様々な出し物を創作・披露する「外郎売の口上研究会」が活動している。外郎(ういろう)とは元来、小田原の外郎家が製造・販売する薬を指し、和菓子のういろうはその口直しのために出されたと伝えられる。

ja.wikipedia.org

 

こちらのサイトではふりがな付きで掲載されてますので、興味がある人はご覧になってください。

voice-actor.link

また、動画検索してもらえれば、色んな人が実際に外郎売をやっている動画がわんさか出てくるので、それを参考に実際に声に出してやってみていただくと、人前で喋る機会がある人なんかは、口を大きく開いてハキハキ喋る訓練になる可能性があります。

U-NEXT

さて、外郎売を覚えることは有益か?という問いに対しての答えなんですが、私はYESだと思っています。

全部覚える必要はないかもしれませんが、役者をやるならどのみちセリフやきっかけは覚えなければいけませんし、「普段はそうやってセリフを覚えないし」という人でも、とりあえずの暗記の訓練としてやっておくことは無駄ではないでしょう。

ちなみに、私がまだ舞台に立っていた頃は公演前に必ず1人でボソボソとやっていました。大きな声を出さずに、口を大きく開く準備運動みたいなものですね。

私が主導した公演では、稽古前のルーティーンとして役者全員で通してやってました。発声練習にもなりますしね。

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調べてみると、声を主体する仕事を目指す養成所などでも、滑舌訓練の教材として根強く残っているようです。

このことからも、外郎売を覚える、もしくは声に出すことは非常に有益であると言えるのではないでしょうか。

また、前述の通り、外郎売は歌舞伎の演目なので、「ういろうを売る人の口上」という設定で演じれば演技の訓練にもなるわけですね。

 

ところで、薬品としての「ういろう」は外郎家が経営する薬局で今でも普通に手に入るようです(薬剤師との相談が必要)。

また、昨日の記事で「外郎売」を思い出しているうちに眠ってしまうと、私の睡眠導入法の一つとして紹介したのですが、全てきっちり思い出してしまったため、昨日夜の時点で睡眠導入効果はなくなってしまいました(笑)

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