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【ネタバレ注意】2024冬アニメの雑な感想【その1】

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すみません、ご無沙汰していたら3月に突入していました。

アニメは視聴しており、引き続き粗末な文章にて感想を垂れ流していきますので、お付き合いください。

※基本的に文句が多めです。あなたの大好きな作品をボロクソに言っている可能性もありますので、ご注意ください。

俺だけレベルアップな件

1話のみ視聴。原作は韓国の小説。

元は韓国で創作された作品を、日本向けにストーリーやキャラを変更した作品。

いわゆる「なろう系」でよく見られる異世界転生モノのように、現代で死亡するのではなく、現代にゲートがあってそこか異世界に行くような設定。

ゲートと通って異世界でモンスターと戦うのは「ハンター」として覚醒した者たちなのだが、覚醒はしたものの「人類最弱」と嘲笑されている主人公。

タイトルの通り、主人公だけが成長できる、というお話。

音楽が澤野弘之だったりと、なかなかの本気度がうかがえるが、アニメとしては普通。

キービジュアルの時点でヤバさを醸し出す異世界作品が跋扈する中では全然見られる作品だと思うが、良作も多い昨今、「この作品を見続ける何か」は感じられなかった。合う人には合うと思うし、私はコミックで自分のペースで読んでみようかな、と。

 

愚かな天使は悪魔と踊る

1話のみ視聴。原作は電撃マオウ

長年、天使と戦争を続けていた悪魔が劣勢になり、同胞を奮い立たせるためアイドル探しに人間界に来て勧誘したのが、あろうことか天使の子を勧誘してしまい、ひどい目に遭うお話。

あらすじとしてざっくりまとめてしまうと、私の語彙のせいで凡庸な説明になってしまうが、ギャグとか展開とかは嫌いじゃない。

ただ、ギャグや芝居の間が好みじゃない。なので私は自分の好きなように補完しながらコミックで楽しむべき作品かもしれない。

合う合わないの確認のためだけだとしても、見る価値はあるかも。

 

休日のわるものさん

1話のみ視聴。原作はガンガンpixiv。

地球侵略を目論む悪の組織の幹部である主人公。その休日を描いたお話。

普段は「レンジャー」と呼ばれるヒーローとやりあっているようだが、オフモードだからお互い気づかない…という、既存作品であったような展開ではなく、敵と認識したうえで「休日だから仕事しない」といった感じに手は出さない。

そこがこの作品の特徴と言えば特徴なのかもしれないが、本当に「オフ」すぎて特にドラマもなく、退屈だった。

どちらかと言えば女性向けだろうから、そもそも作品が私に向いていない。

5~15分くらいのショートアニメでぎゅっと濃縮&テンポアップならまだ見られたかも。

 

外科医エリーゼ

1話のみ視聴。原作は韓国のウェブ小説。

性悪令嬢が記憶を保持したまま現代に転生し、1周目の人生を悔いて外科医として人の命を助けていたら、志半ばで航空機事故に遭い、1周目の世界の元の自分(ただし15歳)として転生したので、3周目も外科医としてやりなおすお話。

カタリナとかいう有名キャラのせいで、「悪役令嬢といえば死亡フラグを回避するもの」と相場が決まっていると勘違いしていたので、斬新だった。

ただ、作画が許容範囲ギリギリで見ていて不安なのと、ストーリーは悪くないもののテンポが良いとは言えないので2話の視聴には至っていない。

3周目に突入したところで1話が終わるが、欲を言えば何か問題を解決…までいかなくても、問題発生くらいまでは見たかった。

2周目の現代外科医描写は、作画の簡素さも手伝って安っぽく、リアリティがなかったので、もう少しなんとかならなかったものか。

ちなみに、アマプラの感想によれば『JIN-仁-』のような話を期待して見るとがっかりするようだ。

 

最強タンクの迷宮攻略〜体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される〜

1話のみ視聴。原作は小説家になろう

タイトルであらすじが全て語られている作品。転生や転移しないタイプの異世界モノ。

最近の異世界モノはスキップで飛ばしながら見る作品もある中、一応1話は飛ばさず最後まで見られた。

ただ、追放はされたが『盾の勇者』のように胸糞悪くも続きを気にさせる設定や展開があるわけではなく、何なら最初から主人公を好意的に見てくれるキャラがそこそこいたりと、「追放とは?」といった感じで悲壮感はない。

展開、キャラ、設定…なんでもいいからもう一声「何か」が欲しかった。

 

スナックバス江

1話のみ視聴。原作は週刊ヤングジャンプ

札幌はススキノ…ではなく、北24条にあるスナックを舞台にしたギャグ作品。

作画は微妙。ただし面白い。面白いんだが、正直1話でお腹いっぱい。

また、本編以上に本作にまつわるエピソードの方が笑えてしまった。

・局によってはCMがアニメのDVDのみ。

 →出演している高橋李依が「スポンサーついてないの?」とつぶやく。

・作中では「アニメ化狙ってる」的なメタ発言があるが、いざアニメ化が決まると作者が「やめたほうがよいのではないか」「制作陣の真の目的は一体…」などと言い出す。

・監督が編集部に突撃して説得。

・下ネタが多すぎて最終回がお蔵入りになりかける。

・原作ファンのお金持ちが委員会に加わることで、もう1話追加で制作決定。

ギャグでいかに笑わせるかはアニメとコミックでは全く違ってくるだろうが、私は未読だが原作の方が向いているのではないかと感じた。

それと、やはり30分枠はキツい。テンポ早めの掛け合いを、ショートアニメで見たかった。

 

道産子ギャルはなまらめんこい

1話のみ視聴。原作は少年ジャンプ+

東京から北海道北見市に引っ越した主人公と、地元ギャルのヒロインとのラブコメ

展開としてはベタベタなところに、北海道要素で「雑に」味付けしたようなアニメだと感じた。

別に憤りはしないが、制作陣の愛情不足、薄っぺらさや安っぽさを感じてしまった。私は北見とは無関係だが、地元の人はどう思ってるんだ…と思ったら、案の定アマプラの感想では「リアリティーがない」と指摘されていた。

北見(というか、北海道ご当地)要素をとってつけた感は、前述の『外科医エリーゼ』の手術シーンより安っぽいなあと感じてしまった。

「リアリティーはないが、作品の中ではそういうものなのだ」と納得すれば…とも思ったが、そうなってしまっては、本作一番の「ウリ」が無意味なものに。

おそらくアニメ化にあたって方言等々に違和感が生じているのだと思いたいが、原作をチラッと見たところ、絵がそこまで好みではなかったので、そっちを読むこともないかなあ。

あと、地元ネタが取ってつけた感じがすごい影響で、お色気シーンも同じように「これ必要?」と思いながら見ていた。

 

月刊モー想科学

1話のみ視聴。オリジナルアニメ。

『ムー』みたいな雑誌『月刊モー想科学』の編集部が、科学では解明できない事件に巻き込まれていくお話。

飛ばしながら見た、原作がないアニメ制作の難しさをわからせてくれる作品。

主要登場人物らしきキャラの名前も、タロー、ジロー、ゴロー、サブローと手抜きとしか思えない。もしかしたら2話以降でその名の意味が明かされたりするのかもしれないが、もうこのアニメに時間を使いたくない。

以降の展開で大ヒットして話題になるようなら見ます。

小学校低学年くらいまでならアリかなとも思ったが、放送時間が低学年向けじゃないし、本当に制作された理由が謎。

テーマがテーマだけに、もしかしたら作品を通して、秘密結社のメッセージ的な何かが込められていて、対象者だけ見てくれればいい、という作品なのかもしれない。

知らんけど。

 

望まぬ不死の冒険者

1話のみ視聴。原作は小説家になろう

弱小ながらも上位階級を目指して頑張っていた冒険者の主人公が龍と遭遇し、あっけなく喰われてスケルトンとして転生する。その後も諦めずに冒険者として夢を追い続けるお話。

単純な「強くてニューゲーム」というわけでもないし、『髑髏騎士様』のようにお気楽道中というわけでもない。

『転スラ』のように序盤からダイナミックな展開があるわけでもないので、その展開を「退屈」ととらえるか、「着実」ととらえるか、好みの問題か。私は退屈と感じてしまった派。

異世界自動販売機…」みたいな飛び道具的要素もないので、「もう少し早くアニメ化していれば…」と思わずにはいられない。

 

魔法少女にあこがれて

1話のみ視聴。原作はストーリアダッシュ

魔法少女が存在する世界。魔法少女にあこがれていた主人公が、あろうことか敵対する悪の女幹部の能力を授かってしまう、エロコメ作品。

正直、エロよりギャグで笑わせて欲しいと思ってしまった。見ていて「その間じゃないんだよなあ」などと演出家気取りの感想を抱いてしまうケースは原作を自分のペースで読むことにより解決することが多いが、本作もそうだった。

別にアニメでも楽しめなくはないが、アマプラに加入してるから?か、Kindle Unlimitedに加入していなくても1巻が無料で読めたので、そこからコミックに以降してしまった。

少なくとも序盤は重い話ではないので、見る側も軽い気持ちで楽しめる媒体で楽しめばよいかと。

 

勇気爆発バーンブレイバーン

1話のみ視聴。オリジナルアニメ。

人型歩行兵器が存在する世界。日米の演習中に突如、通常兵器が通用しない侵略者が飛来。頼りの兵器も為す術なく破壊され、全滅寸前まで追い込まれるも、そんな中現れた人語を解す謎の巨大ロボットが主人公達を救うお話。

監督は『超重神グラヴィオン』でおなじみの大張正己で、当然ながらメカ造形等々ばっちりなのだが、世間で騒がれているほど私にはぶっ刺さらなかった。

おそらく、幼少期や学生時代に勇者シリーズ等に親しんだ人であれば、オマージュ等も十分に楽しめたのだろうが、私は学生の頃、勇者シリーズはあまり見ていなかった。

東北なので、もしかしたら放送すらされていなかった作品もあるかもしれない。

1話では人型歩行兵器ありの本格ミリタリーと見せかけて、巨大ロボが乱入してくるという展開で視聴者を驚かせる試みのようだが、タイトルでバレバレよね(笑)

1話だけでは判断できない部分が多く、タイトルからちょっとおバカな作品を想像していたが、どうやらそうでもなさそうなので、「あっ…違うんですね…」となって、2話以降の視聴につながっていない。

作画や演出は今期トップクラスなので、合う合わないの判断のためだけに1話は見てもいい作品。

 

ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する

1話のみ視聴。原作は小説家になろう

なぜか「20歳で死んで5年前に戻る」を繰り返してしまう悪役令嬢の主人公が、次こそ長生きすると7回目の人生に挑むお話。

異世界で前回までの記憶を保持したまま、悪役令嬢が死亡フラグを回避を目指していくのだが、カタリナのお話みたいに「ゲームの中の世界」ではないのに悪「役」令嬢とは?と思ってしまう私は面倒な人間だろうか?

作画も別に気にならず、よくできた作品だとは思ったが、主人公(女性)とその他イケメンという構図なので、そもそも女性向けの作品だろう。

ただ、やはり「ループ」というだけで主人公の事情は気になってしまうし、この手の設定が後を絶たないのもうなづける。

アマプラのレビューも非常に好評。特に女性なら一見の価値ありか。

 

悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~

最新話まで視聴。原作は小説家になろう

タイトルそのまんま。もしかしたら『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった』でも問題ないかもしれない。

主人公である廃ゲーマーの女子大生が、乙女ゲームの裏ボスポジションの悪役令嬢として転生するのだが、ゲーマー気質がたたってレベルが99になった状態で学園に入学することに。

原作がどうなのかはわからないが、1話はまるで劇中劇である乙女ゲームの正ヒロインが主人公なようにOPまで作られていて、タイトルでモロバレしているものの、制作陣の愛は感じた。

特にレベル99を隠すわけでもなく、普通に強者として周囲とはズレながらもなんとか死亡フラグ回避を目指していく。

クールで淡々としている主人公がボケボケで周囲を巻き込んで大騒ぎになっている様が中盤までは笑えたのだが、ドラゴンを飼いはじめてからはさすがに周囲が気の毒になって、だんだん共感できなくなってきた。

まだ先は長そうなので、アニメとしてどこで区切るかは気になるところ。

今まで私が見てきた中でではあるが、なろう原作のアニメ中では見やすさはトップクラスだと感じた。

「レベル」という概念も「ゲームの中だし」という落とし所があるので、ゲーム内でもないのに急にステータス画面が出てくる作品よりは、かなり「自分の中での、設定の納得感」があった。

『魔王学院~』の主人公を女性にして、ギャグに振った感じか。

違うか。

まとめ

ほんと、1話しか見ない男だな!と自分でも思いました。

まあ、最新話まで追いかけたくなる、全く知らない作品が1本でもあればめっけもんだな、と思っているので、今期は『悪役令嬢レベル99』と出会えたので満足です(笑)

他には前期から引き続き『フリーレン』、『薬屋のひとりごと』などを継続視聴。

青の祓魔師』も「ええっ!?まだここやってんの!?」と驚きながら2話まで見ましたが、原作の絵の雰囲気が好きで読んでたのでアニメの視聴は止まってしまいました。

原作もイルミナティ編あたりまでしか読んでないけど…。

別に数えて比較したわけじゃないですが、今期は2期が多い印象。なので、1期を見てない作品は、自ずと見ないわけで…。

ただ、例外として『僕の心のヤバイやつ』はアニメよりも原作の方が楽しめました。

あの作品はギャグのフリとツッコミが漫画で見たほうが笑えるんですよね。

皆様はいかがでしょうか?

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