お久しぶりです。
また、間が空いてしまいましたね。「こういった先延ばし癖は精神疾患によるものではないか」という逃避をしておりますが、むしろ今の自堕落な生活ではすこぶる健康に生活できており困っています。
アニメの視聴は進んでおりますので、ダラダラと書いていきます。
※基本的に文句が多めです。あなたの大好きな作品をボロクソに言っている可能性もありますので、ご注意ください。
お嬢と番犬くん
1話のみ視聴。原作は別冊フレンド。
ヤクザの言えに生まれた主人公(女性)が高校に入学する際、過保護な組の世話係(男、26歳)が心配するあまり裏口入学してくるお話。
もう設定がぶっ飛んでいたので、ギャグなのかと思いきやわりとラブコメの様子。
1話しか見ていないのでヤクザ要素がどこまでストーリーに絡んでくるのかは不明だが、1話時点で作画がちょっと怪しかった。
アマプラの感想でも「作画崩壊」の単語が散見されたので、そういうことなんでしょう。気になった人は原作をあたるのが吉か。
あと、関係ないけど、主人公の名前が一咲(いさく)なので、名前を呼ばれるたびにエルフの成人向けゲームの方の『遺作』がちらついて、作品に集中できませんでしたとさ。
カミエラビ
1話のみ視聴。オリジナルアニメ。
スマホアプリ、バトルロイヤル、デスゲームなお話。
ある程度の見せ場があって今後の目的も提示されており、1話としての情報量は十分だったが、その情報を得たうえで、1話で納得。続きは気にならなかった。
主人公と同じ、高校生くらいの年齢の視聴者ならワクワクできる展開なのかもしれない。
ただ、本編は3DCGで、『TRIGUN STAMPEDE』で感じたような、ちょっと大げさな動きが好みではなかった。この辺りでも好みが分かれそう。
また、アマプラの感想で「制服がキモい」という身も蓋もない感想があって笑ってしまったのだが、本作の主人公が通う高校の制服は男女とも「袖なしのシャツにサスペンダー」という尖ったデザイン。
3DCG的に袖なしの方が作りやすいとかあるのだろうか。
鴨乃橋ロンの禁断推理
1話のみ視聴。原作は少年ジャンプ+。
作者は『REBORN!』の天野明先生。
天才だけど、推理の過程で無意識に犯人を自殺に追い込んでしまう探偵と、刑事のお話。
概要とタイトルを見てサイコサスペンス的な作品かと思っていたら、想像よりずっと軽いノリのお話だった。推理小説を読むような人向けではなく、軽めのミステリー+キャラを楽しむ作品。
ちょっとした事件(人は死んでるが)ではあるものの、1話でサクッと解決して、主人公2人の関係性もわかるところまで描写されているので満足感はあった。
ただし、続きはそこまで気にならなかった。
川越ボーイズ・シング
1話のみ視聴。オリジナルアニメ。
元聖歌隊出身で歌が上手いのに人前で歌えないでいる主人公が、新設された「ボーイズ・クワイア部」に入部させられて、仲間たちとコンクール優勝を目指すお話。
すいません、本作は1話の時点で川越推しがいちいち鬱陶しかったのと、作画があまり良いと思えなかったので飛ばしながら視聴してます。
身勝手な性格のせいで居場所がなくなった元指揮者の男が、学園長に部の優勝を条件に指揮者の世界に戻してやると言われて行動を始めるんだけど、まずその動機の部分にあまり共感できない。
ストーリーも、歌というよりはドタバタコメディーで展開していくので奥深さはあまり感じなかった。
川越要素も取ってつけたようなものばかりで、その場所である意味をほぼ感じられなかった。
クズ悪役の自己救済システム
4話まで視聴。原作は中国のWeb小説。
仙人とかが存在する中華設定のファンタジー小説の中に、主人公が悪役として転生するお話。
日本で例えるなら、ありきたりなテンプレなろう小説の悪役に転生するような感じか。
良くも悪くもテンプレ展開の域は出ていないのだが、原作もアニメも中国発ということで、身構えず素直に視聴できた。
「テンプレ展開にキレた主人公が感想に罵詈雑言を書き込んだ後、肉まんを喉に詰まらせて死亡」というのは、過労死やトラックばかりの転生モノと違って「新しい」とすら感じた。
主人公の声の吹き替えは浪川大輔なのだが、モノローグが延々と続く1話を飽きずに視聴することができた。
『転生したら剣でした』の1話における三木眞一郎もそうだけど、長尺のモノローグでも楽しんで見ていられるのはベテランの成せる技か。
また、本作には「そのキャラクターにそぐわない行動をとるとシステムから警告される」という特徴がある。
主人公は「クズ悪役」であるキャラの行動原則から逸脱することなく、死亡フラグを避けなければならない。
一昔前のゲームのような3DCGではあるが、中華設定なのも手伝ってか、違和感なく見ていられた。
ただ、プライムビデオでの視聴は有料。dアニメストアで視聴していたが、無料期間終了のため4話でストップ。
プライムビデオで無料配信されたら続きを見よう。
攻略うぉんてっど!~異世界救います!?~
1話のみ視聴。オリジナルアニメ。
アラサーの女性主人公がゲームの中に転生して、元の世界に戻るためにゲームを攻略するお話。
中国のbilibili制作され、あちらでは人気のようだが、『クズ悪役』とは違い「ブラック企業で働くアラサー女性主人公が転落死してゲームに転生」という導入。
転生後はゲーム世界ということで3DCGになる。
キャラは可愛らしいのだが、それ以外特に特筆すべき点が見つけられなかった。
日本のWeb小説が原作の転生モノだと、男性主人公で多かれ少なかれ女性キャラに囲まれることになるが、本作はキャラが女性ばかりという点が珍しいと言えば珍しい。
スライムや蜘蛛だけではなく、剣や自販機に転生した例を見てきたので、普通に転生しただけでは物足りなくなってしまっているのかもしれない。
SHY
1話のみ視聴。原作は 週刊少年チャンピオン。
ヒーローがいる現代世界で、恥ずかしがり屋の女の子ヒーローが成長していくお話。
ヒーローと言っても『ヒロアカ』のように学園で成長していくわけでなく、失敗を繰り返しながら、強さよりも人としての成長を描く話のような印象を受けた。
1話の時点では主人公は辛い境遇にあり、そこに至った過去の回想から入るので、私の中では2話以降を視聴するまでのエンジンがかかりきらなかった。
コミック1冊分くらい読めば感想も違ってきそうなので、原作をあたってみようと思う。
キャラ造形も可愛らしく、作画も良好。
シャングリラ・フロンティア
2話まで視聴。原作は小説家になろう。
『ソードアート・オンライン』のような、フルダイブ型VRゲームが存在する現代世界において、クソゲーばかりやってきて鍛えられた主人公が、作中で神ゲーとされているシャングリラフロンティアに挑むお話。
投稿サイトから小説としての書籍化を経ずにコミカライズされた珍しい作品。確かコミック3巻あたりまで既読。
序盤から低レベルでエリアボスを倒したりなど、基本的にはクソゲーで鍛えられたプレイヤースキルで、主人公が無双していくお話なので、そこを爽快と感じるか、退屈と感じるか。私はどちらかと言えば後者だった。
物語が進んでどうなっていくのかはわからないが、仲間が増えることはなく、主人公1人で進んでいくため、他者との関係性の描写は少なく、プレイ動画を見ているような感覚になれるアニメ。この辺も好みが分かれそう。
作画はしっかりしていて、バトルシーンもよく動くので、見ごたえはある。
16bitセンセーション ANOTHER LAYER
1話のみ視聴。原作は 同人誌。
現代にて美少女ゲーム会社でイラストレーターをやっている女の子が、16ビットパソコン全盛期の過去にタイムスリップしてゲーム開発に携わるお話。
普通に制作現場でフロッピーディスクを使っていたり、コンパイルが通らないと喚いていたりと、その次代のPC(98?)に触れていた人であれば「あるあるw」となる作品。
作画は今期のアニメでも上から数えた方が速いであろうくらいにはキレイでキャラも可愛いが、主人公の性格があまり好みではなかった。
主人公の成長やヒューマンドラマというよりは、当時の制作現場における、今では考えられないような出来事を楽しむ方が私には向いていそうなので、原作にはいないアニメオリジナルキャラ(主に主人公)や設定はむしろノイズに感じた。
私は原作を追いかけた方が幸せになれる気がしているが、アマプラの評価もよく、気が向いたら2話をみるかもしれない。
ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜
1話のみ視聴。原作は小説家になろう。
ゲームではないタイプの転生死亡フラグ回避モノ。
『乙女ゲー』のように、現世でハマっていたゲーム内に転生する物語ではなく、もともとファンタジーな世界の中で悪女として処刑された皇女が子供にもどり、悪行の限りを尽くした「1周目」の記憶をもとに、処刑回避のために国の問題を解決するため奔走するお話。
アニメもコミック(1巻既読)も、「なろう系」の中ではかなりちゃんと作られている印象。
死亡フラグ回避系ではあるので、その辺りに目新しさはないものの、物語は堅実に進んでいくので、書籍化、コミカライズを経てのアニメ化は納得。
アマプラの評価も上々で、コミックで追うか、アニメで追うか迷い中。
飛び道具的な目新しさはないので、そういったものを求める人には向いていないが、「とりあえず1話見て判断してみては?」とオススメしたくなる作品。
「うおおお!超面白えー!続き気になるゥゥゥ!」となる作品ではないものの、安心して見られた。
大化けはしないまでも、このクオリティを最終話まで維持できれば2期もありえるのかも。
でこぼこ魔女の親子事情
1話のみ視聴。原作はCOMICメテオ。
200年以上を生きながらも、見た目は幼女の魔女が人間の子を拾い、育て、16年後…その子は、どちらが親なのかわからないくらいに成長してしまった。そんな二人のファンタジーコメディーな作品。
基本的に軽いノリのコメディーで気軽に見られるのだが、肝心のギャグの部分が個人的にあまりおもしろいとは思えない。「スベってる」まではいかないと思うのだが。
原作未読なので想像するしかないが、おそらく映像化されたことによる間の取り方やなんやかんやで、原作のギャグが表現できてないのだろうと思う。
なにか壮大な目的があって、続きを気にさせるような作品ではないので、笑いの部分がそんなに楽しめないというのは、私には根本的に向いていない作品のようだ。
星屑テレパス
1話のみ視聴。原作はまんがタイムきらら。
あがり症で他人と上手くコミュニケーションができず、「もはや地球上に居場所はない」とまで感じている主人公が、高校で宇宙人を自称する新入生と知り合い、「いつか宇宙へ行くため」にロケットを制作しながら成長していくお話。
原作未読ながらもきらら原作なので期待していたが、主人公が内向的すぎ&最初に知り合う自称宇宙人の子が鬱陶しすぎで、両極端に振り切りすぎていて、あんまり…でした。
ただ、キャラも可愛いし作画もキレイだし、もう少し見続けてから判断しようと思っていたのですが、まさかのアマプラでは2話以降は要課金で断念。
葬送のフリーレン
最新話まで視聴。原作は週刊少年サンデー。
魔王を倒したあとの世界。勇者パーティーの中で魔法使いとして戦った長寿種のエルフが、その後の老いていく仲間達との関係の中で、人間を知るために交流し、旅に出ることを決意するお話。
アニメ化決定から金曜ロードショー枠での一挙放送など、「始まる前から盛り上げすぎじゃね?もうちょっと軽いノリで楽しむ作品じゃね?」と思っていましたが、すいません。毎週楽しんで視聴しています。
感想などはYoutubeをはじめ、もうあちこちで語りつくされていますが、やはり原作では蛋白すぎる戦闘シーンが盛り盛りになって素晴らしい出来になっているところが一番感動しました。
ここまで「映像化したよかったなあ…」と思ったのは『弱虫ペダル』で坂道くんと田所先輩が『恋のヒメヒメぺったんこ』を歌いながら後方からごぼう抜きしていくシーン以来です。
年明けからも、引き続き試験編が放送されるようなので楽しみですね。このエピソードも嫌いじゃないんですが、シュタルクとザインを交えた関係性が好きだったので、個人的には少々物足りなくもあるのですが、楽しみなことに違いはないのです。
まとめ?
繰り返しになりますが、フリーレンは「そんなにハードル上げて大丈夫か…?」と思っていたのですが、原作への愛も理解度も高めで制作されているようなので見ていて楽しいです。
視聴は順調に進んでおりまして、視聴した分の感想は年が明ける前に投稿できそうです。
皆様の今年のアニメライフはいかがでしたか?