2023春アニメその4です。
今回は以下の作品についてです。
- 絆のアリル
- THE MARGINAL SERVICE
- 事情を知らない転校生がグイグイくる。
- デッドマウント・デスプレイ
- 【推しの子】
今期のアニメは視聴はすぐ済んだのですが、記事にするのが遅れました。そう上手くは行かないものですね（他人事）。
※基本的に文句が多めです。あなたの大好きな作品をボロクソに言っている可能性もありますので、ご注意ください。
絆のアリル
1話のみ視聴。オリジナルアニメ？
バーチャルアーティストとしてキズナアイが伝説となった世界のお話。
主人公はキズナアイのようになりたいバーチャルアーティストの卵の女の子なわけだが、登場人物も世界観も物語も、「キズナアイ」という個性に負けていて作品にあまり興味がわかなかった。
これなら主人公をキズナアイにして、ただただキズナアイが可愛いだけのアニメの方がよかった。リアルなキズナアイは活動休止しているから、そういうわけにもいかなかったのだろうが。
ただ、二期の制作が決まっているようなので、私に向いてなかっただけかも。
THE MARGINAL SERVICE
1話のみ視聴。オリジナルアニメ。
現代日本のような場所で、「境界人」と呼ばれる実在しないはずの存在と戦うお話。
早い話が『メン・イン・ブラック』のようなお話。
ハードボイルドかと思いきや、わりとノリが軽くてバカバカしい感じだったのですんなり入っていける作品。キャストも豪華。ただ、作画が……。
崩壊しているわけではないものの、もう少し作画と見せ方に力が入っていれば多少話題になったんじゃないかしら。
スキップすることなく1話は最後まで見られたけど、今の時期になって結局1話しか見ていないということは、そういうことなのかな、と。
事情を知らない転校生がグイグイくる。
1話のみ視聴。原作は月刊ガンガンJOKER。
見た目から「死神」と呼ばれ、クラスメートからいじめられている主人公（女）に対して、その事情を知らない転校生（男）がグイグイくる、タイトル通りのお話。
小学生特有の「えんがちょ！」的なノリではあるが、やはり見ていて気持ちのいいものではない。
転校生も「死神」と呼ばれる主人公を「かっこいい！」と羨望の眼差しで見ているだけ。その天然さが周囲の環境に変化をもたらしていく物語なのだろうけど、1話を見て「じゃあ続きも見よう」とはあまり思わなかった。
おそらく単行本1巻を一冊読めば違った評価になる作品だと思う。
こういう、「子供であるがゆえの無邪気ないじめ」ほど「復讐してほしい」と思ってしまうような、ひねくれた性格の私には合わない作品。
アマプラの評価はかなり高いので、設定に抵抗がない人は見てみるといいかも。
デッドマウント・デスプレイ
1話のみ視聴。原作はヤングガンガン。
現代人が異世界に転生するのではなく、災厄クラスのネクロマンサーが現代で暗殺された少年の肉体に転生するお話。
1話を見る限りでは作画も悪くないし、「転生モノ」として一括りにされないだけの個性がある作品だと感じたが、シリアスのコメディのバランスというか切り替えがちぐはぐで、映像作品としての見せ方があまり上手くいっていないようだった。
これも原作漫画なら印象が変わってくるタイプの作品かも。
ちなみに作品原作は『デュラララ!!』でおなじみの成田良悟先生。
【推しの子】
1話のみ視聴。原作は週刊ヤングジャンプ。
地方都市で産婦人科医を務める主人公のところに、妊娠した活動休止中の「推し」のアイドルが受診しに来て、その後、命を落とした主人公は推しの子として前世の記憶を保持したまま転生するお話。
確か原作単行本1巻が発売されたときに書店にあった冊子かなにかで序盤の展開は知っていた。
1話は90分近くあり、その力の入れようが感じられる。映像作品としても申し分ない。
ただ、芸能界の裏側を描く作品であり、しっかり描写されているが故に胸糞悪くなることも。
1期で放送された「恋愛リアリティーショー編」も現実の事件を連想させる展開なので、好みはわかれそうだ。
かく言う私も「映像作品ではちょっと……」と感じ、原作で最新刊まで追いかけた。
アニメとしては続編の制作が決まっており、2期は「2.5次元舞台編」からのようだ。
エンタメ作品としては完成度が高いので、私のようにアニメがダメでも原作をあたってみることをオススメしたい。
ちなみに原作は『かぐや様～』の赤坂アカ先生、作画は『クズの本懐』の 横槍メンゴ先生。
夏アニメ始まりますね……
っていうか、もう始まってますね……。
今期はアニメの視聴は低調で、ほとんどの作品が1話しか見ていません。
その代わり、『【推しの子】』を筆頭に、原作コミックを読みふけっていた三ヶ月でした。
とは言え、気になる作品を全て購入するような財力は無いので、レンタル店に足を運ぶのですが、徒歩10分圏内にそんな店舗は存在せず、電車を乗り継ぐか、30分歩くかをする必要があります。
ちなみに最近はアニメ放送作品とは全く関係ないですが『薬屋のひとりごと』がお気に入りで、最新刊まで一気に借りて読んでしまいました。
私はビッグガンガン版の方が絵が好みなのでそっち派です。（本作はなぜかサンデーGXでも連載しています。ほぼ同じ内容で）
例によってアマプラで配信されるのはテレビ放送より一週間遅れだったりする作品が多い（気がする）ので、それまでには春アニメの感想をやっていきたいと思います。
