お久しぶりです。
何があったわけでもないのですが、完全にサボってました。
もう秋アニメ始まってしまってますが、夏アニメの感想です。
※基本的に文句が多めです。あなたの大好きな作品をボロクソに言っている可能性もありますので、ご注意ください。
AIの遺電子
1話のみ視聴。原作は週刊少年チャンピオン。
AIが発達し、ヒューマノイドと呼ばれる見た目は人間ろっくりなロボットが人権を持つようになるまで社会に溶け込んだ世界のお話。
SF的な設定は『攻殻機動隊』が好きな人であればすんなり理解できる。人ではないけれと人と共に人として生きるモノとの関係性に重きを置いたお話で、キャラ全開、エンタメ全開というよりは、ヒューマンドラマを楽しむお話なんだろうけど、作画があまり好みではなくてなんとなく見なくなりました。
決して1話の情報量が少ないとは思わなかったけれど、続きを見るほど心踊らなかった。
AYAKA ‐あやか‐
1話のみ視聴。原作は月刊コミックZERO-SUM。
イケメン+現代和風異能バトル?
本土で暮らしていた異能の力を秘めている主人公が、中学卒業と同時に生まれた離島に連れ戻され、どうやら異能バトル的な展開に巻き込まれるお話。
冒頭で事の起こりであろう過去描写があったりするが、1話時点では「秘めたる異能の力をコントロールできるようになろうぜ!」程度の目的しか示されない。
バトルシーンも特によく動くということはなく、作画もそれなり。
登場人物構成からして女性をターゲットとした作品のようなので、「イケメンの主要キャラが多そう」というところや、現代和風異能バトル的な設定が好きな人向けか。
すなわち、私には全く向いていない作品だった。
また、アマプラのレビューを参照すると、「あやかい」という作中の造語に対して「違和感がある」「気持ち悪い」などという感想が散見された。
1話しか見ておらず原作未読だが、どうやら映像作品としての世界観構築があまり上手くいっていない作品のようだ。
うちの会社の小さい先輩の話
1話のみ視聴。原作はストーリアダッシュ。
平凡な主人公が小柄で巨乳で可愛い先輩ヒロインのオフィスラブコメ。
1話を見て、主人公とヒロインの関係に癒やされるor先輩に萌えることができる人向け。私は対象外のようでした。
主人公とヒロインの関係性も、オフィスという設定も既視感しかなかったので、なにかもう一声あれば見続けたかもしれない……と思うような人向けの作品ではないのかもしれない。
英雄教室
1話のみ視聴。原作はダッシュエックス文庫。
魔王と相打ちとなって本気を出せなくなった元勇者が、「これで普通になれる!」と学校に入学するも、そこは英雄を養成するエリート校で、もちろん主人公は本気を出せないながら無双するお話。
1話はバカバカしくて大味だけど嫌いじゃない。作画も良い。おそらく、かなり端折って1話でヒロインの抱える問題解決まで持っていったんじゃないだろうか。
ただ、本作の場合はそれが裏目に出て、1話で一区切りつけたが故に続きが気にならなかった。
ヒロインの問題提起→解決直前で終わってれば続きを見た可能性が多少は……。
おかしな転生
1話のみ視聴。原作はなろう。
パティシエの世界大会?中に、自身の作品の飴細工の下敷きになって死亡した主人公が、異世界の貧乏貴族として転生するお話。
「人々を幸せにするお菓子の国を作る!」という目標は掲げるものの、1話では特に生前の知識をそこまで活用することもなく、結局は「ものすごい魔法の素質を持っている」的な流れだったので、そこまで「お菓子」要素はなかった。
生前の知識を総動員して、領地の抱える問題を解決するところを見たかったが、アマプラの感想を見る限りは、そこまでお菓子要素はないようだ。
幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-
1話のみ視聴。原作はラブライブ!サンシャイン!!?
ラブライブ!サンシャイン!!を、善子ちゃんを主人公にして、沼津を異世界に置換えたお話。
Aqoursが好きな私なら問題なくいけるだろうと思ってましたが、ダメでした。せめてダイヤちゃんが出てくるまでは頑張ろうと思いましたが、無理でした。
善子ちゃんはAqoursの中ではだいぶ好きな部類ですが、他のメンバーとの絡みを異世界設定でやられても特に心は動かず。
異世界とはいっても基になってるのが沼津で、そこに凝った設定があるわけでもない。その割に、登場人物はきちんとその世界で生きており、私はそこに面白味を見いだせなかった。
個人的には「サンシャイン!!」の本編でできないようなネタを、異世界設定を活かして全力でやって欲しかった。
Aqours好きでも私のようなひねくれたファン向けの作品ではなかった。
実は俺、最強でした?
1話のみ視聴。原作はなろう。
ヒキニートの主人公がいわゆる剣と魔法の異世界に転生したら赤ん坊で、魔法的な素質がないと勘違いした両親に捨てられるところから始まるお話。
タイトルからわかる通り、今となっては良くも悪くもどこかで見た感は拭えない作品。
私の場合、本作よりも原作者に見覚えというか思い入れがあって、澄守彩先生は第1回講談社ラノベ文庫新人賞で大賞を取られた方。
受賞作の『魔法使いなら味噌を喰え!』は楽しく読ませていただいた。
あれから12年後。『実は俺、最強でした?』の作者が澄守彩先生だと知り、しみじみと昔を思い出してしまった。
(澄守彩先生と面識があるわけではありません。私が勝手に懐かしんでいるだけです笑)
自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う
1話のみ視聴。原作はなろう。
自販機マニアの主人公が倒れる自販機を助けようとして死亡(笑)し、気がついたら異世界に自販機として転生していたお話。
タイトルの時点で出オチ感満載な本作ではあるけども、福山潤氏の好演により退屈はしない。似たような展開の作品として『転生したら剣でした』があるが、あちらは転生した主人公が武器として使われ、しかも戦闘シーンがけっこう見れる感じに作られていたのに対し、本作は出オチ以上のインパクトは感じられなかった。
出オチ+続きを気にさせるなにかがあれば完璧だった。
白聖女と黒牧師
1話のみ視聴。原作は月マガ基地。
聖女と牧師のラブコメin異世界。聖女と牧師という禁欲的な職業のヒロインと主人公だが、中身はいたってオーソドックスなラブコメ。
「好意を隠せない聖女様と、鈍感な牧師様」という、オーソドックスを通り越してベタな内容ではあるものの、作画とキャラ造形もよく、異世界という設定も手伝ってか、私には合っていた。これがオフィスラブコメだったら無理だったと思う。
ただ、本作はアマプラだと1話以外は公開直後しか無料視聴できない仕様だったため、続きが見たくても既に2話は見られず……。
アンデッドガール・マーダーファルス
最終話まで完走。原作は講談社タイガ(小説の文庫レーベル)。
今期イチオシ。
鬼やウェアウルフなどの怪物が普通に存在する19世紀末。主人公一行は「怪物専門の探偵」として、事件を解決していくお話。
主人公(ヒロイン?)が生首(不死)の美女だったりと、一見クセが強そうに見えるも、エピソードはミステリー風に解決していくし、三人の出会いから描いてくれているので、とてもストレスフリーで視聴でき、物語に集中できる。故に、続きが気になる。
最終回は続きが気になりすぎて、コミックか原作小説を買うか、課金して少しでも早く見ようと思ったほど(アマプラ追加課金なしだと少し遅れる)。
怪異を扱ったミステリーでも安っぽさはなく、戦闘シーンも見応え十分。キャラ萌え向きの作品ではないかもしれないが、その分物語に引き込んでくれる。
その他(二期以降)の作品など
夏は一期を視聴していない作品の続きが多かったなあ、という印象でした(体感)。
続きモノだと『呪術廻戦』が作画、OP、ED、演出全てにおいて群を抜いて好みです。銃声とともに後ろで流れてたED曲が止まったときは鳥肌が立ちましたね(伝われ)。
『BLEACH 千年血戦篇ー訣別譚ー』も安定して面白いです。まだYHVHが霊王宮で戦い始めたあたりなので先は長そうですが楽しめているので問題ないです。
それと、視聴環境のお話。
アマプラって送料無料のついでに見られるので超ありがたいですが、やっぱりdアニメストアじゃないと見られない作品があったりするので、次の更新で年間契約をどうするか考え中です。ただ、値上げされたとは言え、やはりアマプラの恩恵を享受してきた身としては「来年はやめるわ」という判断をすぐには下せないでいます。
アマプラ以外で視聴するならdアニメストア一択かなと思っているのですが、ちょっと実写版ワンピースが見たいのでNetflixも考え中。ネトフリ限定アニメには、今のところ正直そこまで魅力を感じてはいないです。
もう秋アニメが始まってしまってますし、なんなら『葬送のフリーレン』を楽しんで視聴し始めてますが、残りも記事にします。