おはようございます。
ていらのです。
今日はタイトルの通り、
油そばのお話。オススメ店の紹介です。
- 東京油組総本店(各地に店舗あり)
- 東京麺珍亭本舗(早稲田、江戸川橋)
- ぶぶか(新宿、吉祥寺)
- 武蔵野アブラ学会(早稲田、吉祥寺他)
- ジャンクガレッジ(東京:森下、埼玉:各地)
- 野郎ラーメン(各地に店舗あり)
- 珍々亭(東小金井と武蔵境の間らへん)
ご存知ないかたに説明すると、
簡単に言えば「まぜそば」です。
提供される麺は汁に浸かっておらず、
丼の底にあるタレにからめるように「まぜて」から食します。
私は油そばが好物で、けっこうな店舗数を訪れたと思っていたのですが、
ちょっと検索しただけで「週5で食ってる」みたいな方が出てきたので、
私は大したことなかったです(笑)
「ラノベ作家限定」ならかなりイイ線行くかもしれませんが(笑)
作家にあるまじき発言ですが、
油そばの場合、味をどう表現したらいいかわかりません(笑)
油そばを提供している店舗の多くは、
カウンターに酢やラー油が置いてあり、
標準的な食べ方としては、酢とラー油を好みの量かけて食します。
ですので、食べる人の数だけ味が存在する、
奥の深い食べ物と言っても過言ではありません。
上記の説明で、あまりお店によって差がなさそうに感じるかもしれませんが、
そうでもないのですよ。
スープがあれば「魚介系の~」とか言えるのですが、
油そばだとそれができない。(私が表現できない)
こってり、さっぱり、くらいでしょうか。
まあ、言えるのは、どこの店でもいいから、一度食ってみろってことですよ(強引)
東京油組総本店(各地に店舗あり)
まず最初にご紹介するのがここです。
私の中で「ベーシックな油そば」に分類されます。
提供しているのは「油そば」各種のみ。
タレのベースは醤油でしょうか。
こってりした印象は皆無。
麺はもちもちしていて、食べごたえがあります。
特徴としては、
並盛、大盛、W盛(160g、240g、320g)が、
全て同一価格(760円)ということです。
貧乏性の私は、いつも無理でW盛を食べます。
そしてもう一つ、
カウンターに「刻んだ玉ねぎ」が置いてあります。
これが入れ放題。
なので私は麺が見えなくなるくらい大量にぶっかけて食べます。
ヘルシー!
こちらのお店は東京に多く店舗展開しており、
新宿、渋谷、池袋など、大きな駅はしっかりおさえてあります。
なので、出かけるついでに思い立ったらフラっと入れるのが、
東京油組総本店の強みであると思います。
東京麺珍亭本舗(早稲田、江戸川橋)
次にご紹介するのがこちら。
私に油そばを教えてくれた、初めて油そばを食べたお店がここです。
こちらのお店がマイベスト。
ただし、私の行動範囲から外れているのが残念なところ。
味は前述の油組と同系統。看板も似てます(笑)
これも同じく、提供しているのは「油そば」のみ。
並盛と大盛がなんと600円。
私はいつも大盛チャーシュー。
チャーシューはかなりの量が乗り、食べ応えがあります。
提供されたときの見た目はかなり油組と似ているのですが、
同系統ながら、味の違いははっきりとわかります。
醤油系なのかもしれませんが、こちらは独特の風味が。
(オイスター?よくわかりません!)
かといって癖があるわけでもない。
ほんと、語彙……というよりは、
「味を表現するレパートリー」
が少なすぎて絶望します。
もどかしい!
大好きなのにこの気持ちを表現する言葉が見つからないんだ!
(バカだから)
10年くらい前は、ラーメン二郎のような、独特の雰囲気があり、
「必要時以外は店員に話しかけないでください」とか、
「定休日:気が向いたら」みたいなことが書いてあったような。
今はそんなことはなく、独特な雰囲気はあまりありません。
ただ、二店舗あるどちらも、早稲田大学が近く、
学生グループがいると席が埋まって行列ができていることも。
ぶぶか(新宿、吉祥寺)
次はこちら。
もしかしたら、
「聞いたことがある!」「カップ麺で見た!」って人も多いかもしれません。
そう、このぶぶかのカップ麺。すごいよくできてると思います。
見かけたら是非食べてみてください。
前述の二店舗とは違い、黒丸(こってり)白丸(さっぱり)が選べます。
黒丸は混ぜている最中に明らかにドロっとしたものを感じられるはず。
白丸は……いつも黒丸ばかり食べるので、味を忘れてしまいました(笑)
そして、店舗によっては普通の汁に浸かったラーメンも提供してますね。
前は高田馬場とかにもあったような気もしますが。
黒も白も、一番ベーシックな油そばが650円(大盛100円増)。
武蔵野アブラ学会(早稲田、吉祥寺他)
なんかサブカル臭漂う雰囲気の店構えのお店。
油そば専門。
ぶぶかのようにこってり系の「濃厚」と、さっぱり系の「武蔵野」が選べます。
こってり系は野菜にアブラにニンニク……汁なしの二郎のような感じ。
あっさり系も、油組に比べたら油分を感じるかも?
ここの最大のメリットは、スタンプカード。
一番安い武蔵野油そばでいいので、5回食べれば1回無料になります。
このとき、無料にするのは「武蔵野」より100円高い「濃厚」でもOK。
(吉祥寺店ではそうでした)
トッピングが乗ってるメニューも、
無料サービス+差額のトッピング分、みたいに柔軟に対応してくれました。
大盛まで無料で、食べ応えがあるのに、かなりコスパはいいです。
ジャンクガレッジ(東京:森下、埼玉:各地)
つけ麺で有名な六厘舎と同じ運営会社のお店。
「油そば」というよりは「二郎系」に分類した方が正しいお店で、
汁ありのメニューも提供しております。
ただ、油そば「のような汁のない麺」を語る場合、
個人的にここは外せません。
おそらく、この記事で紹介したどのお店よりもこってりです。
ベビースターラーメン?やチーズが入っていたり、ユニーク。
食べたいと思っているのですが、
東京駅の店舗がなくなってしまい、久しく食べていません。
店舗は埼玉県に多く展開しておますが、私の行動圏内からは、
ちょっとどころか、かなり足を延ばさないと無理な距離です(笑)
ググれば情報は出てくるのでそこから拾って紹介することもできますが、
もう何年も食べていないということで、価格等、敢えて詳しく言及しません。
自分の言葉ではなくなってしまうので。
もう10年くらい前になるでしょうか。
まだ大崎に六厘舎と隣り合わせにあった頃、
二時間近く並んだのはいい思い出です。(古参自慢)
野郎ラーメン(各地に店舗あり)
あまり食欲をそそらせない、腹の出たダブルピースのオッサンが特徴的なお店。
こちらもジャンクガレッジ同様、「どちらかといえば二郎系」のお店。
ドロドロした油でこってり……というよりはテカテカした油、という感じ。
汁ありメニューの提供あり。
汁なしメニューの名称は、その名も、「汁なし野郎」。
チャーシュートッピングのものは、
「汁なし豚野郎」
……あれ? たしかそんなタイトルのラノベがあったよね?
と思ったら、去年の暮れにちゃんと?「青春ブタ野郎」とコラボしてました(笑)
秋葉原店の看板に麻衣先輩がいらっしゃった。
まさかここでラノベとつながるとは(笑)
このお店の最大の特徴は、野菜が「焼き」か「ゆで」で選べること。
私は焼いてもらった方が美味しいと感じるので、いつも焼いてもらってます。
もちろん、油のテカテカ感は増します(笑)
珍々亭(東小金井と武蔵境の間らへん)
二郎系っぽいお店が二つ続いたところで、
最後に紹介するのは起源にして頂点(?)。
油そばのルーツとも言われるお店です。
1957年創業。
ここもジャンクガレッジと同じく、久しく行けてないのですが、
油そばを語る場合、外すわけにはいきますまい。
味は、10年以上前に私が食べたときと変わっていなければ、
「ぶぶか」に近い感じです。
ただ、近くても同じではない。
かといって、一点突破な飛び道具があるわけでもない。
しかし、美味い。
油そば自体が飛び道具的メニューなのかもしれません。
なので、そういったエッジを求める人には、
もしかしたら物足りないかもしれません。
ですが、私が通っていたときはいつも混んでいました。
つまり、そういうことでしょう。
住宅地の一角にひっそりとたたずむ店構え。
行こうとして迷っても、
「この辺で油そばで有名なお店あるんですけど……名前、なんでしたっけ?」
と、女性に尋ねてはいけません。
※価格等は2019年5月19日現在の情報です。