ていらのです。
知人がプロコンを買い替えたいけど売ってないと嘆いていたのでちょっと調べてみたのですが、本当に通販ではどこも品切れか転売価格ですね。
少し前なら通販でもどこかしらで手に入ったと思うのですが、今では任天堂公式でも品切れが続いていますね。
ってことで、任天堂のプロコンは諦めて、wishに売ってるサードパーティ製品に手を出してみることにしました。
先に言っておきますね。いろんな意味で買っちゃダメなやつです。
ネット上では見つからなくても、実店舗では置いてる場合を何度か見かけたので、近場に家電量販店がある人は足を運んでみるのも良いかもしれません。
wish?
wishはアメリカの通販サイトです。
Wikipediaにも低品質または偽造品を掲載しているとして批判されていると書かれている通り、海外通販に少しでも興味がある人ならご存知かもしれませんね。
サードパーティー……製?
え……これ、限定モデルのプロコンやん!しかも安ッ!海外サイトならプロコンをこんなに安く買えるんだね!
……そんなわけあるかい。
まさにwishの闇を象徴しているような商品。ちょうどいいので、私が人柱の一つになってみることにします。
ちゃんと届く
商品ページに記載された到着予定日は二週間後程度でしたが、一週間で届きました。
日本に到着後、配達してくれたのは佐川急便でした。
中国発送あるある
中国から届く商品は、このような黒くて小汚い袋に入っていることが多いです。
そして、箱はボッコボコにつぶれています。デザインはゼノブレイド仕様によく似たデザインのやつを選んでみました。
見た目は「ちゃんと」作ってある?
さすがに「Nintendo」のロゴは消してありますが、その下にある細かい文字の部分に思いっきり「support.nintendo.com」って入っちゃってますね。詰めが甘い。
というか、消したところで許される類のモノではないですね。
使い勝手はその辺の中華プロコンと同等
ボタンを押した感じは本家との差を感じませんでしたが、さすがにスティックはデッドゾーンがあるなと感じました。
外側はなんとか本家と似せて、中身で大幅にコストダウンしているはずなので、本家と同等なわけがありませんね。ただ、デッドゾーンがあるとはいえ、他のサードパーティ製プロコンと比べるとマシな部類だと感じました。
それと、持った瞬間に誰もがわかる程度には本家よりも軽いです。NFCも無いでしょうし、振動もしないでしょう。ただ、一丁前にホームボタンでスリープ解除ができます。
本家一択……でも売ってない……
YouTubeで様々なサードパーティ製プロコンをレビューしている方がいて、その人には劣りますが、私も何種類かのサードパーティ製プロコンを触ってきました。
個人的にはやっぱり本家が一番使いやすいというのが結論です。HORI製のモノも使いましたが、あれって本家と比べてもそんなに安くないですよね。
アレを買うくらいだったら本家を買った方がいいです。でも本家が売ってない……。
本家が手に入るまでのつなぎとしてはちょっと高いかもしれませんが、PXNとGameSir T4 proがわりと優秀でした。やはりデッドゾーン等は本家に及ばないまでも違和感なく使えました。
他にも上の画像のプロコンは、安いわりに普通につかえました。ただ、このモデルのプロコンは各所から販売されていて、製造元が同じなのかはよくわかりません。なので、見た目は同じでも使い勝手が同じとは言い切れない。
プレステのスティック配置じゃないとヤダ!という人は8bit doがおすすめです。ただ、こちらはZL、ZRにあたるボタンが深く押し込むタイプなため、好みが分かれます。
まとめ
とりあえず、私がwishで買ったような本家(任天堂製プロコン)に似ているだけのプロコンは買ってはいけません。
認証マーク等もただ載せているだけでしょうから、安全性も疑問です。
wishのような海外サイトだけでなくYahooショッピング等でも販売されていることがあるようですから、どこにも売ってないのに、何故か安く売っているような場合は、その製品が任天堂の製品なのかよく確認してから買うようにしましょう。
悔しいですが、冒頭でも述べた通り実店舗に足を運ぶと運良く巡り会えるかもしれません。
また、転売屋に対して呪詛を唱えながら、血の涙を流しつつ、許容できる範囲の転売価格で買うという手段もある、とだけ言っておきます。
今週はポケモンの新作が出ますから、それに合わせてプロコンの方も出荷されていることを祈るばかりです。