ていらのです。
種子島に行きたい動機などの感情的な部分などは前回の記事に書いたので、今回は旅の記録をつらつらと記していきます。
※東京駅を出発地とします。
そういえば、前の記事で書くのを忘れていたのですが、今回の旅程はこちらの記事をベースに組み立てました。大変参考になりました。管理人様には深く御礼申し上げます。
前回の記事はこちら↓
東京駅→空港第2ビル駅(成田第2・第3ターミナル)【成田エクスプレス】
所要時間は1時間15分程度。
羽田空港に行くのに比べて成田は遠いので、安い便があったとしても時間やお金とのトレードオフになるので、速さか安さかの二択になりがちですが、今回は直前の予約なので、羽田ー鹿児島間のLCCは空席がなく、成田エクスプレスを使っても、それでも成田経由の方が安くあがることが判明したので、贅沢してます。
成田エクスプレスは上りの場合は様々な駅から始発していて、逆に下りの行き先も様々ではありますが、東京から乗車すれば(一部列車以外は)次は成田空港です。
成田空港→熊本空港【ジェットスター】
所要時間は2時間20分程度。
なんでジェットスターってアホみたいに安いんですかね。成田→熊本間だけなら窓際の座席を指定しても1万円未満だった気がします。
っていうか、今回の往復と、昨年の旅行で飛行機を使ったのですが、全てジェットスターです。安いから。
他の会社の便に乗ったことがないので比較しようがないのですが、安いからと言って別に尾翼にしばりつけられるとかはなく、普通に快適な空の旅でした。
熊本空港→熊本駅→鹿児島中央駅【バス・豊肥本線・九州新幹線】
所要時間は2時間程度。
有料のバスで空港から熊本駅まで行くこともできたのですが、無料のシャトルバスが肥後大津駅まで出ていたのでそれを利用しました。(20分程度)
途中、豊肥本線内で下校中の学生と同じ車両になる。東北訛りとは似ているようで違うアクセントに「~けん~たい」といういわゆる九州の方言に感動する。
私が真似しても、ただの東北訛りになるんだろうな。
ちなみに人生で初めて九州の地に立つ。
上の画像は九州新幹線の上りですが、ちょうどこの日は新幹線で運転見合わせがあり、熊本から先に進めず停車している状態です。
鹿児島中央駅→天文館【徒歩】
20分程度。
別に歩かずとも市電(路面電車)で天文館まで行くことができるのですが、鹿児島市交通局は独自のICカードを導入しているらしく、Suicaは使用不可。(ちなみに豊肥本線はSuicaで大丈夫でした)
一応、小銭は用意してきてはいましたが、種子島で使うために小銭を減らしたくなかったので、大した距離でもないし、歩くことに。
当たり前ですが、普通に都会です。
2/16の移動はここまで。天文館のカプセルホテルに一泊します。
鹿児島本港南埠頭→西之表港【高速船(トッピー・ロケット)】
1時間40分程度。
ここから2/17。
天文館から南埠頭までは歩いて10分くらい。
出発の30分前くらいに乗り場に着くと、すでに受付には20人ほどの行列ができてました。
ネットで予約していても受付で手続きする必要があるので、早めに行って正解でした。
乗り場は行列の他にも多くの乗船待ちの人の姿が。
西之表港→長谷展望公園【バス】
1時間程度。
ロケット打ち上げを見物する際のスポットは何箇所かあるようですが、直前になって諸々のチケットを予約して行くタイプの人は、おそらく長谷展望公園がベストでしょう。
入れないくらい人でごったがえしているわけでもなく、また、広場の部分が発射場に向かって傾斜しているので、非常に見やすい。
サムネイルに使っている画像も、長谷展望公園にてiPhoneで撮影したものですが、思っていたよりも近くて驚きました。もっと豆粒みたいにしか見えないと思っていた。
注意したいのは、最寄りのバス停から長谷展望公園までは徒歩15分程度の時間がかかるということ。のんびり歩いていたら打ち上げの時間に間に合わなくなる可能性も。
ちなみに、種子島での決済は全て現金が必要と思っておいた方が無難です。もちろん使えるお店もあるのでしょうが。
無論、バスも現金のみですので、小銭を用意しておくとよいでしょう。
西之表港→長谷は1,360円です。
バスの座席は9割が埋まり、補助席を使わなければならない程度には混んでいました。その後も多くはありませんが、途中のバス停から乗ってくる人もいました。
運が悪いと乗れない可能性もあったかもしれません。次回見に行くときは種子島のタクシー会社に連絡してみようと思いました。(直前では無理かもしれませんが)
長谷展望公園→(種子島空港経由)西之表港【バス】
1時間程度。
来た道をまた西之表港まで戻ることになるわけですが、直接、西之表港まで向かうバスが来るまではかなり時間があります。
周囲に時間を潰せそうな場所もなく、どうしたものかと考えながら、とりあえずバス停へを歩いていると、バス停に案内の人が立っていて、西之表港までなら次に来る空港行きのバスに乗って、そこで港行きのバスに乗り継いだ方が早いと教えてくれました。
次のバスを待っていても帰りのフェリーに間に合うのですが、前述の通り時間を潰せそうな場所もなかったので、ちょうどよくやってきたバスに乗って港に戻ることにしました。
空港を経由する分、運賃はかかった気がしますが、合計で2,000円もかからなかったと記憶しています。
西之表港→鹿児島本港南埠頭【フェリー(鹿児島本港南埠頭)】
3時間半程度。
種子島に来るときに乗った高速船の帰りの便は数日前から既に満席なのはわかっていたので、プリンセスわかさというフェリーに乗って鹿児島へ戻ります。
いくつかグレードがあるようですが、私はもちろん4,000円の一番安価な料金で乗船しました。
それでも、雑魚寝できるスペースやロングシートがあったりと、十分にくつろげます。
周囲の会話を聞いていると、この船内で相席になって会話が盛り上がっている人もいたようです。私は寝てましたが(笑)
天文館に戻ったのは夕方の18時くらい。アーケードを散策して、20時には昨日と同じカプセルホテルに戻ってさっさと寝ることにしました。
天文館→鹿児島空港【バス】
1時間程度。
帰りの飛行機は15時くらいだったのですが、鹿児島市内で観光するプランを一切立てていなかったので、さっさと空港に向かうことにしました。
鹿児島市内と空港を結ぶバスはだいたい15分感覚で運行されているようです。
天文館は始発地点でそんなに乗客はいませんでしたが、次の鹿児島中央駅でほぼ満席に。
空港までのバスを運行している会社は二社あって、そのバスが交互に来るようですが、南国交通の便だとVisaのタッチ決済が使えるようでしたので、私はそちらを利用しました。
鹿児島空港では飛行機まで時間があったので、かなりの時間を過ごしました……っていうか、種子島の滞在時間より、鹿児島空港の滞在時間の方が長かったです。
空港では対象のクレジットカードと航空券を提示することで無料で入れるラウンジがあり、利用してみました。
お菓子をタダでもらえたり、リアルゴールドやココアが飲み放題でした。アレです、行ったことがある人はわかると思いますが、献血所と同じ感覚でした。
ただ、ここで調子こいてリアルゴールドを飲みすぎると、着陸体勢に入ってから猛烈にトイレに行きたくなったりするので要注意です。
鹿児島空港→成田空港【ジェットスター】
2時間程度。
熊本への便はわりと座席に余裕があったのですが、成田への便は満席でした。
鹿児島ではユニクロのウルトラライトダウンを着ていては暑いくらいの気温だったのですが、やはり成田まで来るとそうはいきませんね。
ここからは来たときと同じく、成田エクスプレスで東京に戻ります。
空港を出る前に、ダイヤちゃんのご尊顔を拝見しておきます。
意外とイケるんでね?
いかがだったでしょうか。
何年も前から「死ぬまでにロケット打ち上げを見に行きてえ」と思い描いていた、ぼんやりとした目標を実行に移した、旅行記的な旅の記録でした。
チケット予約のタイミングなど、大なり小なり運がよかっただけでうまく行っている部分もあったかと思いますが、「行って戻ってくる」という部分においては、全く問題がなかった旅でありました。
この程度であれば、直前でもロケット打ち上げを見物に行くことができるようなので、次こそは、この体の五感をフル動員して、打ち上げを体感することに集中したいと思います。