おはようございます。
ていらのです。
ちょっと(底辺)ラノベ作家風を吹かせていきたいと思います。
各ラノベレーベルの新人賞サイトを見ると、
受賞者インタビューみたいなのがあります。
そこで、
「Web、知人等にアップして、
感想をもらったことが糧となりました」
みたいなことを語ってらっしゃる作家さんがいたりしますが、
これって万人が糧とできるわけではないと思うんですね。
先に結論を言ってしまうと、
・アドバイスをもらって生産性が上がるなら見せましょう。
・そうでなければ、さっさと投稿しましょう。
以上です。
人からの批評を冷静に聞いて、
自分の中で咀嚼し改善点を見出し、
次作の糧にできるならいいのですが、
かえって混乱してしまったり、
思いがけず辛辣な感想をもらって、
心折れて筆まで折ってしまう……
なんてことになったら本末転倒です。
かく言う私も、
デビュー前は誰にも作品を見せなかったクチです。
投稿していることを明かしている知人はいましたが、
感想をもらったところで、うまく作品をブラッシュアップしていくだけの自信がなかったのと、時間がもったいなかったので、作品が完成したら、さっさと応募してしまってました。
評価シート等で編集部からのフィードバックがあっても、
基本的にはそのまま使いまわしてました。
(誤字脱字、設定やストーリーの矛盾は修正しました)
全く同じ状態で使い回せば、レーベルごとの差異がわかると思ったからです。
もちろん、使いまわしても全く1次を通過しなかった作品もあります(笑)
ただし、評価シートの指摘を真摯に受け止め、
自分なりに修正してみる訓練はしておいた方がいいです。
担当さんがついて刊行に向けて動き出した際、
指摘した箇所を修正する技術は絶対に必要だからです。
結局、判断するのは新人賞の審査員です。
その審査員にたくさん作品を見てもらうために、
手を動かして生産性を上げることが重要なのであって、
見せること自体は重要ではないよ、という話です。
私は小説の講座等に通ったことはないのですが、
ある程度新人デビューの実績がある講座に通うのは、
アリなんじゃないかなと思ってます。
また、運良くデビュー前にプロの作家さんや
編集さんと知り合えた場合。
ある程度のクオリティの作品を提示できれば、
そのままデビュー……なんてこともあるかもしれません。
そうそう起こり得ないことかもしれませんが、
ネットが普及した現代、
作家さんや編集さんと知り合いになること自体は、
さほど難しいことではありません。
もちろん人物の見極めは必要ですが。
それと、投稿と平行してWebで連載できるなら、
クオリティはともかく、やっておいた方がいいと思います。
継続してアウトプットすることは、
デビューしてからも必ず財産になります。
うん、耳が痛ぇ。