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楽天モバイル0円終了 でも今すぐ解約はちょっと待て

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ていらのです。

とうとうこの日が来てしまいました。

楽天モバイルの1GBまで0円のプランが値上げされることが発表されました。

ざっくり

  • 解約はまだ早い
  • 7月、8月は無料
  • 9月、10月は1081円分ポイントバックで実質無料
  • ポイント付与時点で解約していても付与されるという情報も
  • 0円運用せずに普通につかってた人はむしろ改善
  • 同じ0円でも楽天=povoじゃないので注意な
  • 実質無料期間で他各社の動きを注視せよ

13日の金曜日にやってきた

2022年5月13日に、新プランのRakuten UN-LIMIT VIIが発表され、1GBまで0円だったのが7月1日からは3GBまで1078円に改定される。

発表直後のネット上は阿鼻叫喚。怒りをあらわにする人や解約画面をアップする人。解約方法を解説する人まで出現し、Twitterでは楽天解約やpovo2.0がトレンド入りするほどだった。

おちつけ

公式サイトより

あれだけ0円を強調しておきながら、プラチナバンドも取得せずに微妙な電波のまま値上げすることに、多くのユーザーが怒り心頭なのはわかります。

でも、7月からプランを強制移行されても、即座に料金が発生してくるわけじゃないので、その抜身の刃のような怒気を一度鞘に収めてはどうだろうか。

7月、8月は無料、9月、10月は1081円分がポイントバックされ、実質無料となる。付与されるポイントは6ヶ月間の期間限定ポイントだ。

複数回線をもっていても1回線分のみに適用され、9月分は11月末頃に付与、10月分は12月末頃に不要されるようだ。

この辺を早速問い合わせたYoutuberさんもおり、ポイント付与条件を満たしていれば付与時点で楽天モバイルを解約していてもポイントはもらえるようだ。

(ただし、楽天のサービスはこういう部分がコロコロ変わるので注意したい)

この記事執筆時点から数えると、0円でなくなってしまうまでは5ヶ月半もあるので、その間に他社のプランやキャンペーンをじっくり吟味してからでも遅くはない。

OCNやIIJのキャンペーンをチェックして、意中の機種がラインナップにあるのなら、その時点でMNPすればいい。

また、例年通りなら9月にiPhoneの新型が出るので、そのあたりまで様子を見るのもよし。楽天を離れたユーザー獲得のために他社がなにが施策を打ってくる可能性もあるので、各社の情報をじっくり吟味する時間にもできる。

0円運用してない人はノーダメージでむしろ改善?

今回の発表でかなり大騒ぎになているが、普通に1GBを超えて使っていた人は、あまり大きな変化はない。

公式サイトより
  • ポイント付与率の増加
  • オプションのかけ放題が10分から15分に
  • 対象の楽天グループサービスなどが最大3ヶ月実質無料(ただしAndroidのみ)

とは言え正直、楽天のサービスをあまり使わない人にとってはただただ改悪でしかない。

IT Media Mobileより

また、ポイント付与率の増加すると言っても、ポイント還元率アップのために毎月1078円を支払うのでは本末転倒だ。

ダイヤモンド会員で+2倍の恩恵が得られらたとしても、1078円分のポイント得るためには楽天市場で5万円以上使わなければならない。

楽天経済圏に関して情報発信しているYoutubeさん達は、楽天せどりをおこなっていたり、ポイント付与率を最大化するために投資できる潤沢な資産を持っていたりするので、「最大○万円!」みたいな見出しがあった場合は注意が必要だ。

そういった人たちにとっては楽天市場で月に10万円以上商品を買うことなんて当然のことなんだろうけど、少なくとも私は月に楽天市場を利用するのは1万円程度だ。

電子書籍はヨドバシをメインで買っているし、ネットでなにかを買う場合はAmazonが多い。

なので月額0円の恩恵を余すことなく受けまくっていた私は、MNPを見据えながら実質無料期間に臨もうと思う。

引っ越し先は、やっぱりpovo?

0円終了の発表と同時にTwitterのトレンドになっていることからもわかる通り、0円と聞いて多くの人がpovoを連想したのだろう。私もその一人だ。

とは言え、これまでの楽天モバイルとpovoは、月額0円を売りにしている部分こそ共通しているが、他の部分はあまり似ていない。

【例】

メイン回線:データ通信、通話は待ち受け専用

サブ(楽天)回線:通話の発信専用(楽天Linkで0円)

上記のような運用は、普通に通話料が発生してしまうpovoではできない。なので、毎月ある程度の通話をする人であれば、サブ回線(楽天)の移行先だけではなく、メイン回線の見直しも必要になってくるかもしれない。

povoは料金を発生させなければ番号の保持と着信の待ち受けくらいにしか使えないので、楽天モバイルの受け皿にはならない(なる場合もあるだろうが)。

脊髄反射的に「0円終了!?じゃあpovo!」と思った人は、一度深呼吸して実質無料期間の5ヶ月半で冷静に他社プランを検討しよう。

私も楽天Linkによる無料発信は使っていたが、そこまで恩恵を受けていたかと言えばそうでもなく、せいぜい病院の予約やちょっとした問い合わせ等に使っただけだった。

三木谷社長楽天モバイルの新プラン発表場で「ぶっちゃけ、0円でずっと使われても困る」と、言葉通りぶっちゃけてくれたわけだが、私も楽天を困らせるユーザーの一人だったのは間違いない。

まあ、三木谷社長の発言は「そりゃそうだよな(笑)」と思う。

他社の動向にも注目

さて、そのpovoをやっているKDDIだが、楽天の0円終了に関してpovoはどうなのかと問われ、高橋社長は「povo 2.0の0円、やめる理屈がありません」と答えたそうだ。

楽天モバイルとpovoは似て非なるものであることは前述の通りだが、高橋社長も「povo 2.0は0円からはじまるが、その上で、トッピング(データ通信量などのオプション)とあわせて価値を提供している」述べている。

www.itmedia.co.jp

楽天の0円が完全終了してしまうまで、大手キャリアやMVNO各社が何も施策を行わないということは、まず無いと思うので、10月いっぱいまで使って見極めるもよし、お得なMNPキャンペーンに飛びつくもよし、だ。

10月までは使おうかな……

正直、楽天をメイン回線にしようかと思ったことは一度や二度ではないが、外に持ち出したとき、使いたい時に使えないことが何度かあったので、これはちょっと怖いな、と。やはりプラチナバンドを持つ大手キャリアの強みを感じた。

楽天がプラチナバンドを取得できるとしても早くても来年以降のようなので、それまでは少なくともメイン回線として使うことはなさそうだ。

移行先は前述の通り、実質無料期間を消化しながら探していきたいと思っている。

私はそもそもあまり通話発信しないので、容量あたりの価格が安ければ安いプランほど恩恵を受けられる(と思っている)。

なので、この際MNPではなく解約でもいいのだが、中途半端なガジェット好きのわたしはAndroid機も使ってみたかったりするのだ。

MVNOも企業努力で様々な興味深いプランを出してくるので、メイン回線とは別に他の回線を体験するためにも、楽天で使っていた番号は保持する方向で考えている。

まとめ

私個人の感想としては、このタイミングの0円終了は「意外と持った」方だと思っている。当初は1年間の無料が終わったら、すぐ有料化すると思っていたので。

けれど、これだけ騒ぎになっているということは、0円で運用していた人がかなり居たのだろう。怒りをあらわにする人も少なくないようだが、私はそうでもなかった。

別に「怒らないオレ、スゲェ」というマウントではなく、楽天という企業に対する諦めのようなものがあるからだ。

今や大企業の楽天ではあるが、(どちらに非があるかはさておき)ユーザーを怒らせるようなことをちょいちょいやらかす企業だと思っている。

ECに始まり、携帯電話もやってるからIT系に強そうなイメージもあるけど、どちらかと言うと超強力な営業パワー(語彙……)でやってきた企業という印象だ。

楽天は携帯事業が足を引っ張って赤字を出し続けており、とうとう楽天モバイルのユーザー選別に入ったのではないだろうか。

以前、総合的に見て楽天経済圏で動いてくれてれば携帯0円でも平気みたいなことを言っていたように記憶しているが、カネを落とさないユーザーにかまっていられるほど余裕がなくなったのかもしれない。

 

と、言うわけで、0円の恩恵をうけていた人は、別の土地を探さなければならなくなった……が、この記事にたどり着いてしまったような人は、携帯業界を取り巻く環境について、おそらく私以上のリテラシーを持った人がほとんどじゃないだろうか?

そういった人は是非SNS等で発信していって欲しい……ではなく、お願いします(笑)

勉強させていただきます。

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