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【ネタバレ注意】2022夏アニメの雑な感想#2

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ていらのです。

無料公開ワンピースを期限内に読み切るのに追われて、ブログ書いてませんでした。

※基本的に文句が多めです。あなたの大好きな作品をボロクソに言っている可能性もありますので、ご注意ください。

異世界迷宮でハーレムを

1話のみ視聴。原作はなろう(ヒーロー文庫)。

かなり昔からタイトルは知っていた作品。タイトルから、お色気要素満載の作品かと思いきや、出だしからいきなり……というわけではなかった。

ここで「あ、そういう作品じゃないの……?」とギャップを感じてしまったので、いわゆる異世界転生モノの長いタイトルで、作品の概要をあらかた開示しておくのはわりと正解なのかもしれないと思ってしまった。

アマプラの作品タイトルに《TV放送ver.》とついてるので、それなりに過激なバージョンもあるのかと思うが、正直、それだけで続きが見たいかと言われると……。

1話は「この可愛い奴隷を買うためにお金を稼ぐぞー」みたいな感じで、あまり共感できないし(男としての欲はわかるが)、かといってちゃんと異世界ファンタジーやろうとしてて、お色気一直線というわけでもない。

どっちつかずでエンタメとしての魅力に欠けてしまっているように思えた。

アマプラのレビューに「ちゃんと原作を読めば楽しめる」的なものを見かけ、その気持はすごいわかる!と思ってしまった。

ただ、私はアニメはアニメだけで成立していることを求めてしまうのです。

Extreme Hearts

1話のみ視聴。オリジナルアニメ。

キービジュアルの絵は女の子もかわいくてちょっと楽しみにしてた作品だけど、タイトルだけでなく内容もエクストリームすぎて、ちょっと楽しめませんでした。

身体能力を増強させるギア的なものを見に付けて、女の子が何種目ものスポーツをこなすエンタメがある世界のお話なんだけど、説明に終始して1話が終わった感じだった。

1話時点(ED映像も含む)で確認できた競技は野球、サッカー、バスケ、バレー。

私はてっきり架空の競技をやるもんだとばかり思っていたので拍子抜けしてしまった。

実在する競技をするとなると、リアリティを持たせるだけの作画でないとキツイ。1話時点では主人公が野球の練習とサッカーの試合に臨んでいたが、正直作画は……。

どうやらウマ娘のウイニングライブ的なアイドル活動?的な要素もあるようだし、主人公がエクストリームスポーツに取り組む理由も「歌手として大きな舞台に立つため」のようで、どこから切り取って見ても「一体何がやりたいんだ」な作品。エクストリーム。

主要人物の過去も独白多めで、「情報を開示しただけ」感が強く、キャラの奥行きが増したかと言われるとそうでもない。

1話で伝える情報の取捨選択の難しさを教えてくれる作品。

それでも歩は寄せてくる

1話のみ視聴。原作は週刊少年マガジン

からかい上手の高木さん』で有名な山本崇一朗先生の漫画が原作。

なんか高木さんはあんまりしっくりこなかったけど、こちらは単行本を3巻くらいまで持っていて、内容は知ってました。

普通に楽しみにしていて、作画も素晴らしい。ただ、なんかアニメの主人公が好きになれず、「これなら原作でいいか」と思ってしまった。

基本的には、「ド直球で褒められて照れる先輩を見て楽しむ作品」なんだろうけど、なんかこの二人にはくっついて欲しくないと思ってしまうのはなぜだろう。

声と動きがつくことで、原作よりも主人公が「グイグイ行ってる感」を感じてしまったからだろうか。(いや、タイトル通りだし、それで正解なわけだが)

「高木さん」もそうだけど、私は「山本崇一朗先生の作品はアニメよりも原作で楽しみたい派」なのだと確信するに至った。

プリマドール

1話のみ視聴。Keyによるメディアミックスプロジェクト。

数年前の戦争で使われたロボットの女の子が喫茶店をやってるお話。

Keyだし、ロボットだし、数年前に設定という重めの設定もあるし、明るく楽しいお話ではなさそう。

ロボットの女の子にはそれぞれ大変な過去を背負ってそうではあるが、じゃあそれが続きを気にさせるほどかと言えばそうでもない。

美少女ゲームとして、誰か一人と仲良くなる過程で過去も明らかになっていく……という流れなら全然アリだったと思うが、アニメゆったりとしたテンポでは私は退屈だった。

重めの設定をギャグにして、ごちうさをパクる勢いでオマージュしてくれたらもっと楽しめたかも。Keyは絶対やらないだろうけど。

キャラ絵が好みなだけに残念。

リコリス・リコイル

最新話まで視聴。オリジナルアニメ。

「警戒されづらい」という理由で女の子が暗殺やらの汚れ仕事をやる組織が存在する設定のお話。

原作は『ベン・トー』のアサウラ先生。キャラデザはこの『美術部には問題がある!』のいみぎむる先生。

いみぎむる先生の絵は好きなので、キャラを見た瞬間にすぐ、先生によるキャラデザであることに気が付きました。

放送開始直後から大人気なのは知っていて、ちょっと身構えて見たけれど、1話の展開は100点満点で、そのまま今に至る感じ。

過去にやらかしたっぽい千束ちゃんと、やらかして左遷?された、たきなちゃんのバディなんだけど、たきなちゃんがもっと感じ悪いキャラでいくのかと思ったら全然そうじゃなくて、素直で可愛い子でした。

過去の出来事を含め、渦巻く陰謀など気にさせる要素も満載で、うまく風呂敷をたたむところまで行ければ2022を代表する良作になるでしょう。

まとめなど

シャドーハウスの2期はまだ多くの謎は残されているものの、1期で一区切りついていて、もうそんなに続きは気にならなくなってました。謎が謎を呼ぶ展開が魅力の作品だと思っているので、そこが気にならなくなってくると途端に退屈な作品に感じてしまい、自分でも驚くほどでした。

 

ここまで、2022夏アニメを半分くらいは見てきましたが、配信直後に即見したくなるようなアニメは少ないな、という印象。もちろん完全に好みの問題なのは重々承知しているが、歳を重ね、アニメがターゲットとしている層から自分はかすりもしなくなっているのではないかという恐怖も芽生えはじめてきています。

「卒業する」などと宣言しなくても、こうやっていつの間にか気づかないうちに離れていってしまうものなのかもしれません。

昔からどんなアニメもとりあえず見られるタイプではありませんでしたが、やはりここ数年輪をかけて楽しむことができるアニメが減ってきている印象です。

 

そういえば、今期は原作をある程度の冊数横に積んで、自分のペースで一気に読んでいくのなら全然イケそうなのに……と思う作品が多かった印象。

ちなみに春アニメのサマータイムレンダはアニメを途中まで見て原作に切り替えてみました。

なんか私、エンタメ作品の終着点は映像化みたいな感じで無意識のうちに思い込んでいた節がありますが、そんなわけないですよねえ。

もちろん一つのプロジェクトとしたら映像作品の方が人もお金も多くが動くのでしょうが、いち個人はその人なりのアプローチで楽しめばいいわけですし、エンタメなんですから楽しんだもん勝ちなわけですよね。

ちょっと肩の力を抜く必要がありそうです。

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