ていらのです。
まだ春アニメの総括すらしていないのに夏アニメのお話。
※基本的に文句が多めです。あなたの大好きな作品をボロクソに言っている可能性もありますので、ご注意ください。
異世界おじさん
3話（執筆時点で最新話）まで視聴。原作はWebComicアパンダ。
YouTubeにあがってたPVを見ていたので概要は理解して視聴。
17歳でトラック転生した「おじさん」。現世では昏睡状態だったが、17年後に目覚めたところから物語が始まる、変化球異世界転生ギャグ。
OPのタイトル部分がセガサターンの起動時のパロディーだったり（他もセガネタ多数）、セガ愛が溢れ出すぎている作品だが、そこまでセガフリークでもない私が見ても十分楽しめた。が、今の若い人が見たら「ポカーン」な可能性も。
基本的には「おじさん（CV：子安武人）」とその甥である「たかふみ（CV：福山潤）」の掛け合いがメインだが、中の人の芝居の巧さも相まってとても楽しめる作品。
OPの元ネタ（おそらく全部セガ作品なのだろう）を探してみるのも楽しそう。
よほどのことがない限り最後まで見るでしょう。毎週楽しみなやつ。
異世界薬局
1話のみ視聴。原作はなろう。
「おじさん」の次は「薬局」で、もう異世界大喜利状態になりつつある昨今ではあるものの、思った以上にしっかりした展開の1話だった。
薬学者だった主人公が過労死？からの転生で、生前の知識を生かして、いわゆる中世ヨーロッパ的なRPG世界で無双？するお話のよう。
1話を見た限りでは、病気とか薬学に関してはわりと現実に即したもののようであり、それが作品を良い方向に引き立てていたように感じた。
金装のヴェルメイユ～崖っぷち魔術師は最強の厄災と魔法世界を突き進む～
1話のみ視聴。原作は月刊少年ガンガン。
魔法がある世界の学園モノ。他の教科は満点だけど、使い魔の召喚ができなくて落第しそうな主人公が、たまたま落ちてきた図書館の本を見て、お色気お姉さん悪魔の召喚に成功してしまうところから始まるお話。
どうやら「凡庸に見えて実は秘めたる力はすごい」系の主人公で、真っ先に「劣等生」を思い出した。
副題は「最強の厄災と魔法世界を突き進む」なので、もっと冒険する方面に向かっていくのかと思いきや、1話時点では完全にお色気ラブコメで、そっちメインのお話なのだろうか。
他にも、下手だとは一切思わないんだけど、なんか芝居に違和感を感じたり（「間」の問題？）した。作画も普通……と言いたいところだけど、1話でこれだと下の上くらいか。
いっそ、おねショタエロコメに振り切って成人向けスレスレでやった方がわかりやすかったのではないかと思ってしまったが、所詮は1話のみの感想。単行本を一冊読めば、また違った感想になりそう。
1話の構成、情報の取捨選択の難しさを感じた作品だった。
黒の召喚士
1話のみ視聴。原作はなろう。
前世の記憶を持ったまま転生するのではなく、前世の記憶と引き換えにレアスキルを持って転生し、声しか聞こえないものの、女神も一緒にいる設定。
「薬局」とは違ってメニューとかステータス画面が出る系の世界設定。ただ、「主人公が記憶と引き換えにレアスキルを得ている」というユニーク設定のせいで、特に1話時点ではほとんどがテンプレの域を出ていないように感じた。
転生前の自分が、そのレアスキルを選んだ意図などを探っていく話だったら、もう少しワクワクした展開になったかもしれない。
終始、他人のチュートリアルを見せられているような1話だった。これが、もっと感情移入できて、自分がチュートリアルを受けているようであれば評価はまた違ったものになったかもしれない。あと、作画も微妙。
シュート！Goal to the Future
1話のみ視聴。オリジナルアニメ（原案は『シュート！』）
1990年から連載されていたサッカー漫画「シュート」の数年後、かつて強豪だった掛川高校がすっかり落ちぶれている状態から始まるお話。
サッカーは上手いけど、（1話時点では）サッカーをやっているわけでもなく、サッカー部を見下しているような主人公。それにつっかかる脳筋？野郎。あまり良くない作画と三重苦三拍子揃っており、さすがにスキップしながら見ました。
本作はやはりオリジナルとはいえ原案とされている「シュート！」を見ている人向けの作品かもしれません。であれば思い出補正で評価が変わってくる可能性も。
それと、やっぱりスポーツアニメは作画……というか、動きの部分がある程度リアルでないとちょっと見ていて辛いなと感じた。
1話は試合で走っているシーンこそなかったものの、作画を見ているとあまり期待はできなさそう。ちなみに「GIANT KILLING」のアニメは「走る描写」にとてもこだわって作画したようで、よくよく考えてみると、サッカーアニメでちゃんと最後まで見たのって、GIANT KILLINGだけかもしれない。
まとめや二期以降作品の感想など
もう先に言ってしまうと、今期から始まったアニメ（二期を除く）で「これは……！」と思ったのは「異世界おじさん」と「リコリス・リコイル」でしょうか。
まだ全作品見きれてませんが、この二本柱はゆるがなさそう。
良アニメには良OPであることがほとんどでして、これを見ただけでざっくりとした作品概要が入ってきます。
「邪神ちゃん」は良くも悪くもあいかわらず（笑）まさかクラウドファンディングで制作されてるとは思いもしませんでした。
「ラブライブ！スーパースター!!」は、いわゆる「大きなお友達」よりも、若い世代に向けて作ってるのかな、となんとなく感じました。Liella!のキャラには過去作ほどの魅力を感じてませんでしたが、新メンバーも1話を見る限りではそれほど……。
どうせメンバーになるメンバー集め展開はサクッと終えて、9人揃った物語を早く見たい……というか、その期待があるからかろうじて見てられるという感じ。曲もそこまで。
「メイドインアビス」は、そりゃもう……。あの可愛い絵だからと言って、ヘヴィな内容が軽減されるわけではありません。劇場版も「あわわわ……」と思いながら見てましたし。良作なのは言わずもがななので、もちろん最後まで見ますがね。
春アニメは「ウマ娘」を見ていた影響でかなり視聴ペースが遅くなりましたが、今期のアニメも今現在ワンピースが無料公開中なので、そっちを見ていて進んでいません（笑）
ほら、この記事を書いている間に598話以降が公開されましたよ……？
