お久しぶりです。
ていらのです。
この1ヶ月で何冊か読んだので、テキトーにアウトプットしておくための記事です。
適当ではありません。テキトーです(笑)
ラノベニュースオンラインの記事によると、作者の二丸修一先生は第17回電撃小説大賞の拾い上げでデビューされたそうです。
第17回は『はたらく魔王さま!』が銀賞を受賞したときですね。
『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』は二丸先生の3シリーズ目の作品にあたり、本作は現在3巻まで出ておりまして、月間コミックアライブにてコミカライズもしているようです。
あらすじ
幼なじみの志田黒羽は俺のことが好きらしい。家は隣で見た目はロリ可愛。陽キャでクラスの人気者、かつ中身は世話焼きお姉系と文句なしの最強である。
……でも俺には、初恋の美少女で学園のアイドル、芥見賞受賞の現役女子高生作家、可知白草がいる! 普通に考えたら俺には無理めな白草だけど、下校途中、俺にだけ笑顔で会話してくれるんだぜ! これもう完全に脈アリでしょ!
ところが白草に彼氏ができたと聞き、俺の人生は急転直下。死にたい。というかなんで俺じゃないんだ!? 俺の初恋だったのに……。失意に沈む俺に黒羽が囁く――そんなに辛いなら、復讐しよう? 最高の復讐をしてあげようよ――と。※公式サイトより
はい。
素直に面白かったです。
本作のキーワードは「復讐」です。
主人公が惚れてた子(ヒロイン1)に彼氏ができたので、幼馴染(ヒロイン2 主人公に惚れている)と組んで復讐しようとするんですが、まあ面倒臭い。
私は作中の登場人物にある程度感情移入して読むことが多いのですが、本作は観客視点というか、一歩引いて「お前ら(主人公含む)全員面倒臭ぇなあ(笑)」と思いながら楽しんで読みました。
1巻しか読んでませんけど、特に胸糞要素もなく、読後もスッキリ。
主人公は別にオタクでも陰キャでもありません。
ただ、ごく普通の一般人でもないので、そのへんは好みがわかれるかもしれませんね。
私は気になりませんでした。
無条件で主人公がモテモテ!みたいな、取って付けたような感じではなく、ある程度まっとうな積み上げがあってキャラクターの気持ちが構成されています。
そこにリアリティを感じられるかは人それぞれになってしまうのでしょうけど、私はオススメします。