おはようございます。
底辺ラノベ作家、略して「ていらの」です。
皆さん、舞台って見に行ったりします?
私、昔はけっこう見に行ってたんですが、ここ数年はさっぱりです。
しばらくは貧乏暮らしで生きていくことを決めたので、舞台というエンタメはちょっとお金がかかりすぎます。
ですが、そんな状況でも公演情報を見て「おっ?」と思った作品がありました。
それが『天保十二年のシェイクスピア』です。
作:井上ひさし
シェイクスピア作品の全要素をパロって盛り込んでます!
公演時間4時間オーバー!
そんな作品です。
※個人の感想ではありますが、来年の公演や作品に対するdis表現が多くなりそうですので、気にされる方、観劇の予定がある方はブラウザバック推奨です。
こんだけ煽っておいて大変申し訳ありませんが、私は来年のこの公演には行きません(笑)実は、2002年に、劇団☆新感線の主催である、いのうえひでのり氏が演出をしたときの公演を見てるんですね。
そのときはフリーターで昼間は暇だったので、公演期間中は毎日のように当日券を求めて電話してたと記憶しています。
そしてやっと立ち見のチケットをゲット。後にも先にも、舞台公演を立ち見で見たのはこのときだけです。
前述の通り、4時間を超える超大作なので、
2時間+休憩+2時間
という公演でした。
まあ舞台を2本見る感じですね(笑)
見てる方も(私は立ち見だし)そりゃ大変ですが、おそらく役者さんはもっと大変だったでしょう。しかもこれを連日やるわけです。
ただ、このときのキャストが豪華すぎて……。
上川隆也、沢口靖子、古田新太、池田成志、阿部サダヲ……etc。
もうね、このキャストを見るまで、
「上川隆也のナマの芝居を見たことがある」
ということをすっかり忘れていましたよ。
この公演の5年後に、『天元突破グレンラガン』にて、
上川隆也はアンチスパイラルを。
池田成志はロージェノムを。
それぞれ演じることになるわけですが、グレンラガンを視聴していたときは、そんなことをすっかり忘れていましたよ。
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そう、2002年公演時が豪華すぎるのです。
それと比べてしまうと、どうしても今回の公演は「行かなくていいかな……」と思ってしまうわけです。(と言っても、もう東京公演はチケット買えないですが)
それとね、「エンタメとしてどうだった?」と感想を問われたなら、一番最初に出てくる言葉は「長かった」と「有名人の芝居超すげえ」くらいです。
もっとも、当時の私は今以上にちゃらんぽらんですので、観劇に値する知見が大いに不足していたはずです。
そういった意味では多少は知識をつけた今、本作を見れば、また違った感想があるかもしれないのですが、「2002年と同じキャストでみたい……」と思ってしまいますよね。
(絶対無理でしょうけど)
◆
最近は全く劇場に足を運んでいない私が言ってもなんの説得力もないでしょうが、ナマの舞台はとても良いものです。
隔てるものなく、演者と観客が時間と空間を共有してるってすごくないですか?
お笑い事務所主催の若手芸人主体のライブも、ナマで見るとめっちゃ面白かったりします。テレビでは絶対やれないようなネタが見られるので(笑)
チケットの予約、安くないチケット代、交通費、劇場までの移動時間、観劇時間……これだけ費やしても、見てみたら「つまらんかった……」なんてのはザラだったりしますが、ちょっとでも興味があったら劇場に足を運んでみてはいかがかしら?