ていらのです。
皆様、Dead by Daylight(以下、DBD)ムカついて楽しんでますか?
バグが多かったり、アップデートのたびに物議を醸す本タイトル。
もやもやした気持ちを抱えたままプレイしている人も多いのではないでしょうか。
ハロウィンイベントを前に、私なりのDBDとの付き合い方などを、テキトーに。
なんと今年で五周年
アップデート――特に殺人鬼の弱体化のたびに「やる人がいなくなるんじゃないか」と言われるDBDですが、なんだかんだで今年で五周年です。
ハグ実装あたりからやったりやらなかったりしている僕としては、本当にびっくりです。まさかここまで話題になると思ってませんでした。
勝手に斧振らないで!で有名な狩野英孝さんを始め、今現在でも様々な芸能人が配信しています。また、新型コロナウィルスが蔓延した影響もあったのでしょう、多くの有名人がこの機にYouTubeチャンネルを解説し、その中の一部の方々がDBDをプレイしたりしているようです。
美川憲一さんがDBDやってたときはマジで驚きました(笑)
【大前提】ゲームである
さて、公式Twitterを見ていると、必ずゲームに対しての不満のリプライがつきます。
その気持は理解できるような気がしますし、もっともな意見だと思います。
僕も破滅が弱体化されたときはこんなん殺人鬼やってられっかと思ってました。
でも、やっちゃうんですよね。不満はあるけれど、なんだかんだで楽しいゲームだから。
毎回全逃げされようが、キャンプ&トンネルで速攻処刑されようが、楽しければ勝ちです。
そう、ゲームなんです。楽しんだもん勝ちです。
イライラを含めてエンタメである
もちろん、意図して煽ったりするのは論外ですが、試合中に思い通りにいかなくて熱くなってしまうのも含めてエンタメです。
日常生活にはない感情の揺れが起こるから、ついやってしまうのです。
配信者のざわ氏(@zawashi0325)さんが動画内で仰ってましたが、日本、韓国あたりのプレイヤーはかなり真面目にプレイしている傾向があるそうです。
ゲームの趣旨に則り、殺人鬼は生存者の処刑を目指し、生存者は脱出を目指す。
そのために知識をつけ、効率よく立ち回る。
対して欧米のプレイヤーは発電機そっちのけで殺人鬼と追いかけっこしに行ったり、殺人鬼になりきってロールプレイを楽しんだりしているようです。
確かに欧米の配信者の動画を見ると、この傾向は的を射ている気がします。
もちろん、どうゲームに取り組むかは人それぞれですし、どちらが正しいというものでもないでしょう。
ただ、エンタメとは関係なくイライラしてしまっている人が多いような気がして。
なので、このイライラはエンタメしてないなと思ったら、肩の力を抜いて、もっとテキトーにDBDをプレイしてみることを提案します。
バグはなくならない
DBDのBはBUGのBと言われるように、このゲームはバグでできています。
……という冗談が冗談にならない程度には、DBDはバグだらけです。
数年前はハントレスの手斧着弾音がなぜか爆発音になる(しかも起こる人と起こらない人がいる)みたいな笑えるバグが多かったのですが、最近だとデータが消えたりゲームが落ちたりするような、ゲームが成立しなくなる致命的なものが増えてきた印象です。
這いずり状態になった生存者がうめき声を出さないバグなんかは、もう何年も前から指摘されていますが一向に修正される気配がありません。
これはおそらく修正できないのではないかと思っています。
こういった、必ず起こるわけじゃないバグに関しては放置して、新キャラの作成の方に重きを置く方針なのでしょう。
企業なので予算が決まっていて、その中で売上を上げていかなければならない、と考えると、バグの放置も理解できなくはないです。
プレイヤー(特に殺人鬼)としてはたまったものではありませんが(笑)
基本的に格差マッチである
5年間続いていたランク制度がグレードに置き換わり、スキルレーティングによるマッチングに切り替わりました。
どうでしょう?同じ実力の人とマッチングしていると感じますか?
正直、僕はよくわかりません(笑)
僕は殺人鬼でプレイすることが多いのですが、3試合に1回くらいの割合で、ものすごい上手な人だらけだったり、逆に動きが拙い人ばかりだったりします。
ただ、やはり生存者を全滅させた次の試合はボロ負けすることが多い気がするので、スキルレーティングなるものは機能してはいるようです。ただ、格差が是正されていることとは別なような気がします。
結局、同じレーティング対の相手が一定時間で見つからなければ相手の検索範囲を広げることになるでしょうし、プレイヤー――特に生存者が多い時間帯において、上手な生存者と駆け出しの殺人鬼がマッチングしてしまうことはまずなくならないでしょう。
これは僕個人の意見ですが、どうせスキルレーティングなんてやっても格差がなくならないんだから、早い順でマッチングさせろと思っています。
僕も本当はもっと生存者で遊びたいのですが、夜21時過ぎくらいからマッチングに5分以上かかるようになってきます。(Switch版、クロスプレイオフ)
PS4版で普通に10分以上待たされていたことを考えればマシとも思えますが、ランクマッチですらサクサクマッチングするスプラトゥーン2などを体験してしまうと、そんなに長く待てない体になってしまいます。
ランクとカジュアルで分けろという意見もよく目にしますが、非対称であるDBDでそれをやろうとすると、おそらく待ち時間が今より長くなってしまうのではないでしょうか。
また、仮に同レート帯の相手とマッチングできたとしても、マップと殺人鬼の組み合わせによって有利、不利も変わってきます。
なので僕が出した結論は真面目にやらないです。
ハード格差もある
SwitchでDBDをプレイしている人は「Switch勢かー」みたいな、Switch勢は下手みたいなレッテルを貼られがちです。
この件に関しても前に書きましたが、そもそもSwitchは60fpsでプレイできないので、同列に語るのがそもそも間違いでしょう。
ただ、PC、PS4(PS5)、Switchは本体の価格と、そのハードが対象としているユーザーに違いがあるので、プレイスタイルに違いが出てくるのは当然のこと。
ユーザー層に違いがあるハードをクロスプレイできるようにした運営に文句を言うならいざしらず「○○勢はー」と貶めるようなことを言うのはちょっと違うような気がします。
また、Switch勢の人も全く気にすることはありません。運営がクロスプレイできるようにしたのですから、思い切り他ハードとのマッチを楽しみましょう。
楽しめないなら迷わずクロスプレイをOFF!これで解決です。そして、Switch勢を馬鹿にするようなTwitterや配信者のコメント欄などのコミュニティからは距離をとりましょう。これで解決です。
怒るということは、愛が残っている
それでもイライラしてしまいますか?それはまだあなたたがDBDを楽しくプレイしたいと思っているからです。
もちろん、俺にこんな不快な思いをさせやがって!クソ運営、責任を取りやがれ!と思っている人も多いでしょう。
確かに、基本無料なわけでもないゲームなのに、バグだらけ。なのに成立しているのはちょっと異常かもしれません。普通のゲームならアプデ後にバグがあったらTwitterのトレンドに出てくるレベルです。
ただ、よくも悪くもプレイヤーがバグ慣れしてしまっていて、あーはいはい、またバグですねーな感じになってしまっているので、Twitterに怒りの声を上げている方の気持ちが晴れる方向に運営が動くことはまずないでしょう。
ならこの場合、バグもエンタメの一つとして楽しんでしまいませんか?
泣き寝入り……と言われればその通りですが、怒ってTwitterに書き込んでも運営は気にもしていませんから、そんな無駄なことをするなら気にせず楽しんでしまえ、と。
ただ、実はDBDの運営は無能ではないと思っています。
非対称対戦ゲームというバランス調整が難しいであろうゲームを5年も存続させているのです。もちろん有名人がこぞって配信を始めるという幸運もあったでしょう。
ただ、DBDが流行って、いくつもの非対称対戦ゲームが生まれた中で、今でも配信者がこぞって配信して、アップデートも続いているゲームはそう多くないはずです。
恵みパークでどうなるか~DBDが終わる日
10月に実装予定の新生存者、ミカエラの持つ恵みパークで環境がどうなるのか注目しています。
恵みパークとはトーテムを破壊するのではなく清めることができるようになるパークで。清められたトーテムは恵みのトーテムとなり、そのトーテムの24メートル以内なら医療キットやセルフケアなしでも自己治療できる(しかも回復速度上昇効果もあり)ようになったり(恵み:癒しの輪)、足跡が残らなくなったりオーラが映らなくなったり(恵み:ソウルヒーラー)します。
狭いマップで生存者全員が恵みパークを所持していて、トーテム4個を清められた場合、狭いマップだったらたまったもんじゃねえなと思いましたが、こればっかりはやってみないとわかりません。今回はPTBやらなかったので。
効果が強力なのは言わずもがなですが、恵みパークの強力なところは、何度でも生成可能というところでしょうか。殺人鬼は一瞬(ハッチ閉じモーション)で無力化できるとはいえ、いちいち恵み解除しに行くのは非常に手間です。仮に恵みのトーテムが見えたとしても。
Twitterのトレンドにもなってたし、多くの殺人鬼メインプレイヤーがげんなりする効果ではありますが、じゃあDBDが過疎ってしまうほどかと言われればそうでもない気がします。
かつて、破滅が弱体化されたときも多くのDBD辞めるわ宣言を目にしましたが、破滅は今でも強パークの一角ですし、DBDは5周年を迎えました。
今後、間違いなく恵みパーク環境になってくるでしょうが、過疎るほどではないのかな、と。
もしDBDが過疎るとすれば、以下のパターンかな、という妄想。
1:運営が(主に殺人鬼に対して)理不尽な調整をしてしまう
2:殺人鬼が減り生存者のマッチング時間が激増or格差マッチが増え、生存者も減る
3:生存者プレイヤーを増やすために運営が再度1を行う
4:2,3が繰り返され、どんどんユーザーが減っていく
5:サービス終了
【一例】僕の楽しみ方
Switch版を主戦場にしている僕が、DBDをエンタメとしてイライラしながら楽しむために心がけていることを紹介します。
クロスプレイをオフにしてSwitch勢の皆様と主に殺人鬼として楽しんでおりましたが、ここ数年で生存者のプレイヤースキルは格段に上昇したと感じています。僕はやったりやらなかったりするので、どんどん下手になっているというのもあるでしょうが。
まともにブリンクができないナースでも余裕で全滅とれてた頃が懐かしい……。
まず、前提として真面目にやりません。前述の通り、生存者が上手なので、全滅を狙っても悔しい思いをするだけだからです。テキトーに楽しい範囲で遊ぶようにしています。ただ、BPは欲しいので、必ずバベチリをつけて全員一回は吊るすように心がけます。
次に、生存者に嫌がらせをすることを最優先にします。3人以上アイテムを所持していた場合は必ずフランクリンの悲劇をつけます(トラッパーを選んでいた場合、落としたアイテムの上に罠を置くのもGood!)。
ライト持ちがいる場合は、光より出でし者をつけます。たまに、負傷してるのに板越しにライトを当ててくる生存者がいるので結構刺さる印象です。また、地雷爆破を食らったとき、該当の生存者がすでに遠くに逃げていてもオーラが見えるので意外と役に立ったりします。
堕落、破滅、イタチなどの強力な遅延パークは、基本的につけません。誰も死から逃れられないももつけません。マッチを早く回すためです。遅延盛り盛りでさっさと全滅させた方が早いかもしれませんが、残念ながら僕はそこまで上手ではありません(笑)
それと、自分なりにコンセプトを考えてパークを選びます。ドクターで、苦悶の根源、不安の元凶、女狩人の子守唄、不死みたいな、絶対にスキルチェック成功させない構成とかハマると楽しいです。そこら中、花火大会です。滅多に成功しませんが(笑)
まとめ
- 楽しんだもん勝ち。ゲームですし。おすし。
- イライラするのもエンタメと割り切る。
- イライラもエンタメできていないなら、テキトーに遊ぶ。
- バグも楽しむ。(致命的なバグ以外は直らない。)
- そんな運営が許せないならDBDを引退する。
- こんなゲームを5年も続ける運営は実は優秀かも。
- 恵みパーク実装でも普通にDBDは続いていきそう。
- 自分なりの楽しみ方を見つけよう。